「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

「大好きな建物を守る」ために個人でできる事。

「大好きな建物を守る」ために個人でできる事。

「漏水を止めてカプセルタワーを保存する」という夢

中銀カプセルタワー

「どうしてもやりたいこと」があるのだが資金がない。人手も足りない。 また、やってみたいが一人では不安。

そんな時、「クラウドファンディング」という方法がある。

クラウドファンディングとは、インターネット上でアイデアを提案し、その案に共感し「実現させたい、応援したい」と思う人から広く資金を集める仕組みだ。独りで始めることも可能だし、クラウドファンディングを取りまとめる組織に、面倒な部分を一部ゆだねることも可能だ。

下の記事は、朝日新聞が運営するクラウドファンディングサイト・A-poer(エーポート)に中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト代表の前田達之さんが、起案したことを報じた9月18日の朝日新聞の記事の一部だ。この日は、①犬猫の不妊手術無料の動物病院を作る,②ダム予定地の里の様子を映画で配信し里山を守る、③テノールとカウンターテナーを使い分ける異色の歌手の独自オペラの上演、そして前田さんの④カプセルタワーを舞台にした写真集カプセルガール」の制作、が紹介されている。

朝日記事、カプセル前田クラウド

それぞれ支援者には支援額に応じて各種の特典がある。カプセルの場合、例えば3千円で完成した写真集とポストカード、5万円でカプセル半日利用権というものがある。

プロジェクトの正式名称は、
アートの力で中銀カプセルタワービルを未来へ!写真集「中銀カプセルガール」の出版
「銀座のはずれに建つ中銀カプセルタワービル。黒川紀章が設計したメタボリズム建築の代表作です。2007年に建替えが決定しましたが、その後保存・再生の動きが高まり、現在では様々な保存活動が展開されています。その一環として写真展「中銀カプセルガール」(撮影:Kazan Yamamoto)が開催されます。今回はその写真展作品の出版プロジェクトです。(前田さん)」

詳細は以下で
https://a-port.asahi.com/projects/nakagin/

カプセルタワーに見せられ、いくつもの部屋を所有する前田さんが、どのくらい好きかというと、

防水工事前P4210148
カプセルのこんな屋根を…

防水工事後 P6220056
自分でウレタン防水施工してしまうくらいである。

2016/09/25(日) 00:45:52|歴史的建物を守る|

powered by Quick Homepage Maker 4.8
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional