「施工と管理」銅屋根クロニクル-20-
「施工と管理」銅屋根クロニクル-20-
熱田神宮 (愛知)
ふくよかな茅葺きのような銅版屋根
現代美術の彫刻作品のようだが、熱田神宮拝殿の軒下から見上げたところ。
銅屋根の美しさ、施工技術のすごさを紹介する「銅屋根クロニクル」の連載、12月号は愛知県の熱田神宮です.。(一社)日本金属屋根協会が発行する月刊機関誌「施工と管理」に掲載されています。
三種の神器の1つ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社として知られている熱田神宮。名古屋市南部、熱田台地の南端に鎮座します。JR・名鉄駅前にも関わらず、一の鳥居をくぐると別世界が広がります。現在、本殿の建物は伊勢神宮と同じ神明造ですが、1893年(明治26年)までは尾張造と呼ばれる独特の建築様式でした。
祭神の熱田大神 (あつたのおおかみ)は 三種の神器の1つ・草薙神剣(くさなぎのみつるぎ、草薙剣・天叢雲剣ともいう)を神体とする天照大神を指すといわれています。そのため熱田神宮は伊勢神宮と同格である,と考えられました。時の宮司は明治政府に、神宮と同じ神明造りへの改造を願い出、認められ、大改造工事が行われ現在の様式に至っています。
(一社)日本金属屋根協会機関誌「施工と管理」の12月号に、熱田神宮の屋根を紹介させていただきました。
銅屋根クロニクル 20 熱田神宮
2015/01/06(火) 00:36:53|屋根|