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「施工と管理」銅屋根クロニクル-22-

「施工と管理」銅屋根クロニクル-22-

大崎八幡宮(宮城)

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国宝の杮葺き社殿の屋根を縁取る骨太の銅棟

安土桃山時代の我が国唯一の遺構として国宝建造物に指定された社殿。前回の修繕記録によれば、桧皮葺き屋根の谷部分の下には、銅板が敷かれていたそうだ。

銅クロ 22 大崎八幡 P1020250

銅屋根の美しさ、施工技術のすごさを紹介する「銅屋根クロニクル」の連載、今回は仙台市の大崎八幡宮です。(一社)日本金属屋根協会が発行する月刊機関誌「施工と管理」に掲載されています。

境内の解説によると平安時代の東夷征伐に際して坂上田村麻呂は、武運長久を祈念して武門の守護神である宇佐八幡宮を現在の岩手県水沢市に勧請、鎮守府八幡宮を創祀。その後、室町時代に奥州管領大崎氏がこれを自領内の現遠田郡田尻町に遷祀し守護神としたため、大崎八幡宮と呼ばれるようになった。大崎氏の滅亡後は伊達政宗が仙台開府後仙台城の乾(北西)の方角にあたる現在の地に祀った。また「社殿の造営にあたっては、当時豊臣家に仕えていた当代随一の工匠が招聘され、その手に成った御社殿は豪壮にして華麗なる桃山建築の特色が遺憾なく発揮されており、仙台六十二万石の総鎮守として伊達家の威風と遷宮当時の絢爛たる息吹とを今に伝えております」。と記されている。

(一社)日本金属屋根協会機関誌「施工と管理」の2月号に、大崎八幡宮の屋根を紹介させていただきました。

銅屋根クロニクル 22 大崎八幡宮

(一社)日本金属屋根協会機関誌「施工と管理」324号より

(図をクリックすると拡大します)

大崎八幡1

大崎八幡②EPSON026

大崎八幡3EPSON028

2015/03/07(土) 01:27:00|屋根|

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