前川国男と文化会館
前川国男と文化会館
11月22日(火曜日)まで。東京上野文化会館で、模型や書簡等展示
前川先生は防水とはなにかと縁の深い建築家ですね。
東京文化会館50周年記念展として「前川国男と東京文化会館」、木下晃写真展「20世紀のマエストロ100」が開かれている。
前川国男が手掛けた建物は200以上に上るが、上野の森の東京文化会館はその代表作の一つである。師・ル・コルビジェ設計による「国立西洋美術館」に向かいあう文化会館は海外の音楽家からも高い評価を受けている。
文化会館の落成式は1961年。その式展のためのパンフレット用の原稿として、執筆された「設計者のことば」、スケッチなどが展示されている。
小ホールロビーでの展示。入場無料です。
前川国男(まえかわくにお)(1905-86)
建築家。新潟市に生まれる。1928年東京帝国大学工学部建築学科を卒業後に渡仏、1928-30年、ル・コルビュジエに師事した後、帰国。1930-35年レーモンド建築設計事務所に勤務。1935年、前川國男建築設計事務所を設立。設計作品に、紀伊國屋書店、神奈川県立図書館・音楽堂、京都会館、東京文化会館、埼玉県立博物館、東京都美術館、東京海上ビル、熊本県立美術館など。日本建築学会大賞、毎日芸術賞、朝日賞などを受賞。
2011/11/14(月) 01:16:36|ひと|