建築ドローン標準業務仕様書(案)初版
建築ドローン標準業務仕様書(案)初版
JADA(一社日本建築ドローン協会)が点検・調査で仕様書作成
日本建築ドローン協会(本橋健司会長)は、実際にドローンを建築物の点検や調査に利用する際の標準的な方法を定めた「建築ドローン標準業務仕様書(案)~点検・調査編~」を制定、2019年10月2日、同協会ホームページhttps://jada2017.org/上で公開した。
同仕様書は、建築物に関わるドローンを利用した点検・調査業務の発注の際に用いることを念頭に置いて作られており、発注者がドローンを使用する受注者に対して指示する事項を定めている。
その運用に関して、同協会では、次のように述べている。
一般社団法人日本建築ドローン協会(JADA)は、2018年9月に「建築物へのドローン活用のための安全マニュアル」を作成し、「建築ドローン安全教育講習会」のテキストとして利用することで、ドローンを活用される方々に建築物の施工管理や点検調査における安全運用について教育・普及活動をしてきました。
一方で、最近では安全マニュアルから一歩踏み込んだ業務の内容まで含めたマニュアルを求める声も聞こえてきました。これより、建築の各種業務においてドローンを利用するための標準となる業務仕様を提示しておくことが必要となりました。
そこで、JADAは、その第一歩として、2019年9月に「建築ドローン標準業務仕様書(案)【点検・調査編】」を制定しました。本仕様書(案)は、実際にドローンを建築物の点検や調査に利用する際の標準的な方法を定めたものであり、建築物に関わるドローンを利用した点検・調査業務の発注に用いることを念頭に、発注者がドローンを使用する受注者に対して指示する事項を定めております。また、本仕様書(案)はドローンを安全に利用するための基礎的事項を定めたものであり、関係するすべての方々の参考となると考えおります。
2019/10/11(金) 12:27:20|ドローン|