「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

来るべき猛暑に向けて。

来るべき猛暑に向けて。

屋上緑化
都心のビルの屋上は、IC化される前のラジオの内部のようだ、と良く思う。不気味だが、見方によっては綺麗だ。これを緑で覆うか、ソーラーパネルで覆うか?屋上発電所の設置候補地は無尽蔵。

猛暑だった昨夏は約1,600人が熱中症で亡くなっている。そして毎年猛暑化が進んでいる。
建設業界での熱中症被害と対策に関しては、防水専門誌を出版する新樹社が発行する新聞「ARS」が、毎年夏前に「熱中症」特集を組んでいる。

さて問題は今年の夏。原発事故の影響で、夏の冷房の使用は間違いなく抑制されるだろう。

「昔はエアコンなんか無かった」団扇とタオルで頑張ればいいと言う人もいるが、かつての東京は今ほど湾岸地帯に高層ビルが乱立しておらず、ヒートアイランド現象もなかった。今では、住宅地なら窓を開ければ隣家のエアコン室外機の熱風が吹き込んでくる。熱中症が狙うのは、老人と弱者、そして二日酔いや寝不足の人たち。

画像の説明

どうしたらいいか、今から対策を考えねば、間に合わない。

防水業界でできることがいくつかある。
ソーラーシステムの設置と緑化。いずれも防水が鍵になる。

日本では都市におけるヒートアイランド現象の緩和、美しく潤いのある都市空間の形成等の観点から、屋上緑化や壁面緑化が注目されているが、ヨーロッパでは、むしろ屋上緑化は、雨水の一時滞留効果に期待を寄せている点で、かなりスタンスが違う。今年の日本は景観よりも、切実なヒートアイランド対策としての緑化だ。

「ルーフネット」2010.9.24の「データファイル」にこんな記事を載せている。

平成20年までに続き、平成21年における全国の屋上・壁面緑化の施工実績等について、国土交通省が施工業者へのアンケート調査を行った。

【調査結果の概要】
○ 屋上緑化 : 平成21年中に少なくとも約27.9ヘクタールの屋上緑化が新たに整備されました。(サッカーコート約39面分)

○ 壁面緑化 : 平成21年中に少なくとも約6.4ヘクタールの屋上緑化が新たに整備されました。 (サッカーコート約9面分)

○ 累計施工面積 : 平成12年から平成21年の10年間で、少なくとも屋上緑化は約272.7ヘクタールに、壁面緑化は約31.7ヘクタールが整備されました。

全国屋上・壁面緑化施工実績について、詳しく読む。>>

2011/04/15(金) 02:24:17|緑化とルーフプラン|

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