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理科教育に燃え・楽しむ指導者を後押し

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科学の面白さがわかる教育の普及~第6回小柴昌俊賞授賞式

小柴賞

 前列は受賞者。
 中央小柴昌俊東京大学特別栄誉教教授。
 右端が「子どもたちと夢を創る会」代表で夢の島熱帯植物館玉木恭介館長。

 3月21日東京大学で、第6回小柴昌俊科学教育賞の最終選考会と表彰式が行われた。
 優秀賞は「身近な物質の姿を見つめ究める科学部の指導」-髙橋 義明氏(所属:秋田県・由利本庄市立出羽中学校)、奨励賞に「地域の小学校への自然環境学習支援活動」-玉木 恭介氏(所属:東京都 ・夢の島熱帯植物館)ほか2点が選ばれた。

 小柴昌俊科学教育賞は基礎科学、純粋科学に光をあて、基礎科学のおもしろさがわかる教育の普及、意欲と夢をもった若者を育てることを目標として、小・中・高校レベルの理科や算数・数学教育に功績のあった個人や団体に、財団法人平成基礎科学財団が贈る賞。同財団はノーベル物理学賞を受賞した東京大学名誉教授・小柴昌俊がその賞金全額を投じて2003年に設立した。

選考のポイントは

(1)生徒の科学的思考を深め、生徒の創意や主体性を促進し、生徒の創造性や独創性を高めるための指導を行っている、

(2)効果的な教材・教具などを開発し、それらを利用して楽しく、かつ、奥深い授業を実践している、

(3)授業内容や観察・実験の準備や実施方法などで、教える事柄をくふうしている、

(4)自然科学に対する興味と関心を高め、科学的な能力・態度の育成に重点を置いた良好な学習環境を整備している、の4点である。

 選考委員は筑波大学名誉教授でノーベル化学賞受賞者の白川英樹や、東海大学教育開発研究所次長の秋山仁ら5人の科学者。優秀賞に賞状と金メダル、副賞100万円が、奨励賞に賞状と銀メダル、副賞50万円が贈られる。

 奨励賞を受賞した夢の島熱帯植物館玉木恭介館長は「子ども達と夢を創る会」の代表を務めており、玉木氏の今回の受賞は、「子ども達と夢を創る会」の主な事業である「こどもしぜん科学大賞」(写真)に対する貢献も小柴賞受賞のポイントとなった。

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 このほど完成した第6回報告書。小柴賞受賞のきっかけになった「ガードレールを食べる街路樹」の研究も掲載されている。これまでの報告書の作成に対して防水メーカーである、田島ルーフィング、日新工業、ダイフレックス、ロンシール工業、早川ゴム,全アロン防水組合などが協力している。

2010/04/13(火)|NATUREフォーラム|

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