「施工と管理」 銅屋根クロニクル -11-
「施工と管理」 銅屋根クロニクル -11-
近くて遠い赤坂離宮の銅屋根仕事
工部大学校第一期卒業生 片山東熊(とうくま)設計による迎賓館赤坂離宮(旧東宮御所)。 ネオバロック様式の壮麗な宮殿建築は、近代建築として初めて国宝指定されました。片山東熊は代表作であるこの東宮御所のほかに京都博物館、奈良博物館や表慶館(東京国立博物館)などを設計しています。建物は東京空襲で開いた穴からの雨漏りで被害を受け、荒れ放題の時期があったそうです。1967年に迎賓館として大改修されることになりました。近代建築初の国宝の屋根の美しさを紹介します。
銅屋根クロニクル 11 近くて遠い赤坂離宮の銅屋根仕事
(一社)日本金属屋根協会 機関誌「施工と管理」2014年2月号より
迎賓館赤坂離宮(東京)
2014/03/14(金) 17:15:42|屋根|