「施工と管理」銅屋根クロニクル-48-
「施工と管理」銅屋根クロニクル-48-
三鷹の森の八幡様
三鷹八幡大神社(東京都)
全国の八幡神をまつる神社は、稲荷神社に次いで2位。その数は1万~2万と言われています。八幡大神社(はちまんだいじんじゃ)は東京都三鷹市にある神社。別名、三鷹八幡大神社とも言われており、三鷹駅から徒歩15分。三鷹通りと連雀通りの交差点に面して鎮座しています。雨に濡れた銅屋根は、実に美しいものです。
三鷹八幡大神社は、江戸の明暦の大火(振袖火事)で罹災して神田連雀町から入植した人々の鎮守として、寛文4年(1664年)に創建されました。現社殿は1965(昭和40)年9月に新築されたもの。境内には昔、村の若者達が力を競ったという「力石」が奉納されており、その後方には文政3年に作られた石灯籠があります。二番目の鳥居をくぐると真新しい楼門が正面に見え、左手には三鷹市の天然記念物に指定されているご神木の大きなシイの木(スダジイ)があります。
日本金属屋根協会が毎月発行する機関誌「施工と管理」に「銅屋根クロニクル」を連載させていただいています。この企画は日本の重要な近代建築や寺社建築とその銅屋根を紹介し、板金職人の技と心意気を伝えようというものです。物件と紹介と銅屋根施工のポイントを紹介してゆきます。
バックナンバーはこちら>>http://www.kinzoku-yane.or.jp/chronicle/index.html
銅屋根クロニクル 48 三鷹八幡大神社(東京都)
2017/11/30(木) 21:50:13|屋根|