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「施工と管理」銅屋根クロニクル-75-

「施工と管理」銅屋根クロニクル-75-

鎮守の森に佇む招魂の社
福岡県護国神社

20200504-1 - 若い神職

護国神社とは国事や戦争殉難者の霊を祀(まつ)った神社。

幕末から明治維新前後の時期、各藩は、国事や戦争殉難者のために、それぞれ招魂場を設けて慰霊した。その場が招魂社(しょうこんしゃ)。

1939年(昭和14)、護国神社と改称された1868年(明治1)には京都東山に霊祠(れいし)現在の京都霊山(りょうぜん)護国神社)が設けられ、各地の殉難者の霊が合祀(ごうし)された。翌年には東京招魂社(現在の靖国(やすくに)神社)が創立された。これらの招魂社は全国に100余社となり、75年にはすべての招魂社の祭神が東京招魂社に合祀された。1939年(昭和14)、招魂社の制度の不備を改めて護国神社と改称。第二次世界大戦前は内務省の管轄で、府県社、村社に準じて扱われたが、戦後は独立の宗教法人としてほとんどが神社本庁に所属する。

福岡市の都心部に位置する鎮守の杜に幾何学的に佇む護国神社。古来の神々を祀る神社とは空気か感が違う。本殿・拝殿の屋根は銅板の一文字。創建時に県民延べ15万人の勤労奉仕と3000本の献木で造成されたたという人口の杜森を背景に両翼を広げて、参拝者を迎える。祀る祭神の柱数は護国神社では沖縄県護国神社に次ぐ。

日本金属屋根協会が毎月発行する機関誌「施工と管理」に「銅屋根クロニクル」を連載させていただいています。この企画は日本の重要な近代建築や寺社建築とその銅屋根を紹介し、板金職人の技と心意気を伝えようというものです。物件と紹介と銅屋根施工のポイントを紹介してゆきます。
バックナンバーはこちら>>http://www.kinzoku-yane.or.jp/chronicle/index.htm

銅屋根クロニクル-75-福岡県護国神社

施工と管理2020年4月号No.380より

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2020/05/04(月) 09:34:50|屋根|

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