「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

「施工と管理」銅屋根クロニクル-77-

「施工と管理」銅屋根クロニクル-77-

多賀大社(滋賀県)
夫婦の創造神を祀る延命長寿の古社

P1030603.jpg
雪のお多賀の銅屋根巡り

P1030228.jpg

天下泰平・五穀豊穣を祈念して三番叟を踏む。新型コロナウイルスの感染拡大防止を願い、全国各地で法要や終息を祈る花火などのイベント、また魔除・厄除お札の配布も盛んだ。東京都は、6月11日新型コロナ第2波の到来を警戒しつつ、おっかなびっくり東京アラートを解除し、また関東の梅雨入りも宣言された。

滋賀県多賀大社では毎年1月3日「翁始式・おきなはじめしき」が斎行される。奉仕するのは京都を代表する大蔵流狂言師「茂山社中」・観世流能楽師「片山社中」、使用する面は多賀大社所蔵の白色尉の逸品である。ほかにも現在能面五十九、狂言面十三面が残されており、この地が近江猿楽の発祥地であり、古くから神事に際して能が奉納されていたことを示している。

日本金属屋根協会が毎月発行する機関誌「施工と管理」に「銅屋根クロニクル」を連載させていただいています。この企画は日本の重要な近代建築や寺社建築とその銅屋根を紹介し、板金職人の技と心意気を伝えようというものです。物件と紹介と銅屋根施工のポイントを紹介してゆきます。
バックナンバーはこちら>>http://www.kinzoku-yane.or.jp/chronicle/index.htm

77表紙

表紙写真は一昨年の大雪の日の舞台。夏を控えて、また天下泰平・新型コロナ退散を祈念して6月号の表紙に掲載された。雪の積もった美しい銅板屋根の能舞台で発せられた黒色尉の叫びが届きますように。

P3280337.jpg

銅屋根クロニクル-77-多賀大社(滋賀県)

施工と管理2020年6月号No.382より

(画像をクリックすると拡大します。)

画像の説明

画像の説明

画像の説明

2020/06/30(火) 16:21:53|屋根|

powered by Quick Homepage Maker 4.8
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional