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「日本の防水と雨仕舞の歴史館」コーナー

「日本の防水と雨仕舞の歴史館」コーナー

2018年5月30日(水)~6月1日(金)開催

東京ビッグサイトで2018年5月30日(水)~6月1日(金)開催される第23回 R&R建築再生展に、「日本の防水と雨仕舞の歴史館」コーナーが出現します。ルーフネットと「JHWA日本防水の歴史研究会」が古代から現在に至る、防水と雨仕舞の知恵と技をテーマに展示します。

22回の様子
(画像をクリックすると拡大します。)

週刊ウェブマガジン「ルーフネット」は2010年4月24日より、防水・屋根・雨仕舞をキーワードに、ルーファーの知恵と技、歴史と文化との深いかかわりに関する情報を発信してきました。まもなく400号となります。「屋根屋はすごい、防水は大事」を言いたいが為に書いた記事の数は大小合わせて3000本を超えました。

その内容は縄文時代の屋根の雨仕舞、ノアの箱舟やバベルの塔の防水とシーリング、日本書紀に記されたアスファルトや石油の話、茅葺き屋根に学ぶ雨仕舞の知恵、さらには省エネ技術と建築再生の精神、そして最新の防水…に関するものでした。

「日本の防水と雨仕舞の歴史館」コーナーでは、ピカイチの茅葺職人の技や、めったに聞けない話、バベルの塔の音楽演奏や、日本書紀の記録を図像化した貴重な絵(模写)も最新の防水情報との関係性の中で紹介します。

このために、神戸から茅葺職人を招聘し、小屋組みを整え、竹と茅を準備します。日本でただ一人の茅葺き博士にとっておきの話をお願いし、中世音楽の若きドクターであり人気演奏家の菅沼起一氏に演奏を依頼しました。大津市の近江神宮から貴重な絵のレプリカを、日本書紀に記された新潟県黒川村からは、燃える土と燃える水の資料をお借りしました。

展示内容は以下の通りです。

  1. 茅葺の技と知恵=再生・省エネの原点、今に生きる茅葺。世界茅葺き大会と日本茅葺き文化協会の紹介
  2. 天野彰氏制作のプレハブに茅葺きラッピング。茅葺きと苫編みの実演。
  3. 日本茅葺き文化協会会長安藤邦廣氏(筑波大名誉教授)、天野彰氏のミニセミナー
  4. 旧約聖書の世界と防水。ノアの方舟・バベル塔、フェルメールなどパネル展示。
  5. 縄文時代のアスファルト利用と防水。パネルと土瀝青展示。
  6. 日本書紀・燃える土、黒川燃水祭と近江神宮燃水祭。写真と黒川近江冊子。
  7. 近江神宮博物館に「燃える土」と燃水祭資料展示計画実行委員会。
  8. 石原沙織千葉工大准教授。なぜ茅葺・杮葺きで雨が漏らないか。
  9. 菅沼起一と中世古楽アンサンブル演奏
  10. 日本建築学会防水アーカイブズWGの活動報告。パネル
  11. 近代前夜の防水:淀橋浄水場、蓑虫山人が描く屋根防水
  12. 現代の防水:協賛企業のカタログ展示など。
  13. 金属屋根の美と知恵:一社・日本金属屋根協会のパネル(初めて学ぶも)
  14. JADA日本建築ドローン協会のパネル。ドローンが開く調査診断の可能性
  15. その他、ビッグイシュ―、日本熊森協会

2018/04/11(水) 00:33:52|ARCHIVES|

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