「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

コルビジェ

コルビジェとノアの方舟と防水

「コルビジェが目指したもの 船→建築」という企画展が
横浜の日本郵船歴史博物館で4月3日まで開催されている。

船→建築

「近代建築の巨匠ル・コルビジェ(1887-1965)をはじめとする建築家たちにとって、かつて船は機能性・合理性の象徴であって、建築が目指すべき規範として認識されていました」と企画者は言います。

この展示では、具体的事例を通して、船がいかに建築、そして建築家に影響を与えていたのかを明らかにする。加えて現代建築に船が参照されている事例がスライドショーで紹介される。船が時代をこえて建築家たちを魅了し続ける興味深い存在であることを理解してもらいたい。~のだそうです。

ルーフネットの読者は、このポスターをみればきっと別のイメージが浮かぶことでしょう。 そう、もちろん「ノアの箱舟」です。ノアの箱舟は浮かぶ家。我々はコルビジェより先に、船と建築の深いかかわりを、意識していますよね。

なんて思っているとポスターの中にさらに、興味深い一節が!
「オリエンテーションルームでは、コルビジェが手がけた唯一の船「救世軍船上収容所」が紹介されるそうです。

ん! 救世軍? 収容?ノアの箱舟もそんな目的でしたよね。

ノアの方舟

でもコルビジェ先生が作った船なら、きっと1万リットルのアスファルトで防水されたノアの箱舟の方が、防水性は高いでしょうね。

日本郵船博物館最寄りの駅は横浜馬車道駅または関内駅。

防水の歴史を探る「ルーフネット」は日本の世界の防水に関する記録の初見を求めて日本書紀や聖書などを調べています。(日本防水の歴史研究会)

2011/02/19(土) 09:31:17|ARCHIVES|

コルビジェが目指した船と建築 大震災で期待の対談は延期

「コルビジェの船」対談は延期

「近代建築の巨匠ル・コルビジェ(1887-1965)をはじめとする建築家たちにとって、かつて船は機能性・合理性の象徴であって、建築が目指すべき規範として認識されていた」として横浜・日本郵船歴史博物館で開催されている展示会です。

具体的事例を通して、船がいかに建築家、そして建築家に影響を与えていたのかを明らかにする。加えて現代建築に船が参照されている事例をスライドショーで紹介される。船が時代をこえて建築家たちを魅了し続ける興味深い存在であることを理解してもらいたい。という企画者の狙いは成功して、好評のようです。

もちろんルーフネットの読者は、船といえば「ノアの箱舟」を重い浮かべられることでしょう。ノアの箱舟は浮かぶ家。我々はコルビジェより先に、船と建築の深いかかわりを、意識していますから。

この展示会では同館のオリエンテーションルームにおいて、コルビジェが手がけた唯一の船「救世軍船上収容所」が紹介されています。 救世軍? 収容? ノアの箱舟もそんな目的ですね。
 
3月12日午後2時から、建築評論家で東北大学教授の五十嵐太郎さんと建築家・神戸大学教授 遠藤秀平さんの対談が計画されていました。定員の60名の枠は早々に予約でいっぱい。キャンセル待ちがかなりあったようです。対談では、『船がメタファーとなった現代建築、そして遠藤氏の、ル・コルビュジエが手がけた唯一の船「救世軍収容所」(1929年)のリノベーションのためのシェルタープロジェクトについて』話が聞けるはずでした。

ところがその24時間前に起こった観測史上最大の地震で対談は中止となりました。五十嵐先生の東北大学研究室も大きな被害を受け、倒壊の危険があり建築棟は立ち入り禁止、研究室学生についても全員の安否はまだ確認できないそうです。展示会場の日本郵船歴史博物館は被害はないものの今日も休館。明日も未定だそうです。対談予定の両氏も実施に対して強い意欲をお持ちのようです。しかしこの時期、船・建築というテーマだけに主催者側もまだ相談のタイミングを推し量っている状況です。

被害の大きい東北の大学の先生、対談相手は神戸大学教授、テーマは船と建築、記事を書くのはノアの方舟との関連で取材するルーフネット。なんだか因縁深いものを感じます。

2011/03/15(火) 09:35:36|ニュース|

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