タイル改修
タイル改修の巨大マーケットにどう取り組む?
毎年平均3千万平米のタイルが施工されているとすると、40年間で12億平米のタイル外壁ストックがある。
タイルフィクス工業会の記念講演で「タイル貼りの剥離事故例とその原因」を解説する、イナックスエンジニアリング中島和幸氏。
昨年9月社長に就任した野口社長は「工事業界は終わりのないマラソン。やるなら勝ちたい。 それは皆さんと同じ。頑張りましょう。」と挨拶した。
外壁タイルの剥落防止システム「タイルフィクス」工法の施工者団体であるタイルフィクス工業会(中坂勇二会長)は5月19日、東京都港区のメルパルク東京で第2回通常総会と記念講演会を開催した。
タイル改修の巨大マーケットにどう取り組む?
講師の中島氏は、
外壁タイルのこれまでの出荷数から①外壁タイル貼りには大量にストックがある ②補修・改修の市場が大量にあることを紹介。
バブル期に建築された建物が約20年経過 → 補修・改修対象のタイル張の建物が多い →2008年4月の定期報告制度改定は、定期的に調査点検・報告する制度であるが、補修改修につながる可能性が高い。(「要是正」物件)。「要是正」の判定基準は「外壁タイルなどに剥離があること、又は著しい白華、ひび割れ、浮等があること」となっている。これは現実的にはほぼ100%の建物が要是正になる。
と言うことだ。
2011/05/19(木) 22:11:25|ニュース|