「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

ツタンカーメンと防水の接点 ①

ツタンカーメンと防水の接点 ①

アスファルトでコーティングされた、ツタンカーメンのひひじい(高祖父)の立像

アメンテへフ2世
祖父母の祖父ひいひいおじいんさん(ツタンカーメンの高祖父)アメンヘテプ2世立像

高さ795ミリ、木彫(杉)瀝青で表面コーティング。アメンヘテプ2世の治世は紀元前1454ー1419年頃。(スケッチはルーフィングジャーナリスト・佐藤孝一氏)

全体はアスファルトで真黒に塗られているが、青字で「素地」と書かれた部分(頭頂部、目、左尻)はアスファルトコーティングがはげ落ち、杉の素地が見えている。

画像の説明
上野・ツタンカーメン展2012.9.15午後3時。
2時間後入館という整理券をもらって、さらに会場で並ぶ。

「ツタンカーメン展」は2004年スイス・バーゼルを皮切りにボン、ニューヨーク、ロンドン、メルボルンなど世界各都市を巡回、1000万人以上の入場者数を記録した話題の展覧会。先に公開されていた大阪では、総来場者数93万人を記録する人気ぶりだった。3300年前のエジプトの少年王ツタンカーメン。本展ではミイラにする際取り去られたツタンカーメンの内臓が保管されていた器、黄金のカノポスをはじめ、王のミイラが身にまとっていた黄金の襟飾りや短剣など、王墓から見つかった副葬品など50点を含む全122点が展示される。

このうち防水関係者が今回のツタンカーメン展で注目するのは、アスファルトコーティングされた像2点と厨子計3点。

天然アスファルトの黒は肥沃な大地と支社の王国に結びつく色とされる。3点のうちまず、最初のアメンヘテプ2世。

今回の展覧会を監修した、エジプトの考古学者ザヒ・ハワス博士は、図録の用語解説で、瀝青(れきせい)を次のように説明しています。

瀝青:ビチュメンともいう。天然アスファルトのこと。高温で液体化し常温で固着化する。防水や補強、あるいは表面保護のために塗布された。またその粘着性を利用して、接着剤としても用いられた。

展示会場はもちろん仮設プレハブのお土産ショップまで入場制限とは驚くが、そこで売られているこんな商品にはもっと驚く。

ツタンカーメンメン(麺)とツタンカーメンメン(面)
ツタンカーメンメン(麺)とツタンカーメンメン(面)

2012/09/17(月)12:51:58|考古・地学|

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