「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

ラプソディー・イン・ブルーと防水

ラプソディー・イン・ブルーと防水

小澤征爾と防水

突然ですが、SKO(サイトウ・キネン・オーケストラ)が大西順子とプソディー・イン・ブルーをやるのか~については小澤征爾がSKOのサイトで語っています。
http://www.saito-kinen.com/j/news/interview2013.shtml

小澤征爾サイン入り「日本の防水」のお話です

2005年刊。PA040170
日本の防水の歴史研究のバイブル「日本の防水」(一社)全国防水工事業協会協2005年発行。

表紙をめくると右下に誰かのサインがありますPA040165

昼下がり、小田急の急行の座席が奇跡的に空いていて、記者はウトウトしながら15時から建築学会の打ち合わせに出るため新宿に向かっていました。下北沢の手前で目が覚め、ぼーっと前を見ると、小澤征爾によく似た人が座っています。車両の誰も気がついていない様子です。随分疲れている様子だし、知らんぷりしておこうと思いました。でも鞄の中になぜか「防水100年」が入っていることを思いだしました。防水の歴史や技術の変遷を調べるとき、まず第一に当たる資料です。この日の会議に備えてもっていたのです。

見えますか?「小沢征爾」です
見えますか?「小沢征爾」と書いてあります。

「どうしようかと、2~3分悩みました。小澤さんの隣の席もまだ空いています。本人もウトウトしていています。思い切ってその空いた席に移動し、声をかけました。
長年のファンであり、2002年のウィーンフィルニューイヤーコンサート以後は大ファンになったこと。健康の具合やなど聞いた後。「防水100年」を取り出して、こう言いました。

「この本は僕にとってとても大事なものです。この本を使って、重要なのに、あまり陽が当たらない業界の人たち、特に若い人たちに元気にプライドを持って仕事をしてもらいたい、という思いで記事を書いています。この本にサインして下さい」

小澤さんは「日本の防水」を手にとって、

小澤:ほう、「防水」ってなんですか?

M:コンサートホールや、マンションはコンクリートでできてるんだけど、コンクリートに何もしなければ雨が漏ってきます。屋上に防水材を張ったり塗ったりしてそれを防ぎます。戸建なら瓦の下にも敷きます。奈良の正倉院でも瓦の下には、雨漏りを防ぐために薄い板がびっしり敷かれてるんです。

小澤:あっそうなの!えっとどこに書く?今日は何日だっけ?

M:3日です。(いつもなら日日や曜日はすぐに出ないのに、この日はたまたますぐに出た)。ありがとうございました。身体を大事になさってください。ここでおります。

小澤:僕、ジムに通っていて、これから行くんです。筋トレしてるんですよ。

…という2分間でした。

そして小澤さんと別れてすぐ「あー!どうして「防水ガンバレ」ともう一行書いてもらわなかったんだ!!」と後悔しましたが、…。

エ~~世界屈指のマエストロのサイン付き「日本の防水」に関する、人によってはバカバカしい、ルーフネットにとっては大変うれしかったお話でした。

2013/10/18(金) 20:27:46|MUSICフォーラム|

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