「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

事例② 養生シートをはずし忘れ、住人は一酸化炭素中毒で救急搬送。

事例② 養生シートをはずし忘れ、住人は一酸化炭素中毒で救急搬送。

10分遅ければ工事管理者は過失致死罪?

これは神奈川県にある、約100世帯ある集合住宅、改修工事の話です。その日の夕方、外壁塗装の工事が終わり、現場代理人は作業員に、養生シートの撤去を指示しました。

でも一住戸だけはずし忘れていたのです。夜になってガス湯沸かし器が使われても、排気口は塞がれたまま。酸欠、一酸化炭素中毒。偶然家族が気がつき、通報しましたが、もしあと後10分遅ければ助からなかったといいます。

工事会社は第3者賠償保険に入っていたが、保険で算出された賠償金は約7万円。従って保険会社から支払われるのは7万円ー免責金額。これで解決するでしょうか。

この事件では、工事会社が、まず見舞金として10万円持参。退院後損害賠償金として30万円(保険金込み)を支払ったそうです。

ninngyouchou now
人形町散歩。(記事とは関係ありません)

「防水・改修工事と保険の話」はじまります。

工事店経営上、リスクヘッジのための保険は欠かせません。
でもその保険が、適用されるのはどんな時?
いざ事故が起こった時、あれやこれやの条件が絡みつき、出ると思っていても出なかったり、それを保険会社側もよくわかっていなかったりします。保険は万能ではないし、さらに見かけの掛け金の高い安いだけで、工事保険を選べないのは一般の医療保険と同じです。

ルーフネットは、防水工事に特化した保険代理店業務を35年前から行っている東京損害補償センター浅倉研所長から、さまざまな事例を聞き出し、報告してゆきます。

2010/07/17(土) 09:09:47|集合住宅改修 !&?|

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