八坂神社の屋根工事始まる
八坂神社の屋根工事始まる
南楼門と舞殿の銅板屋根葺き替え修理
素屋根(すやね)を作るための足場作業。(http://voyageakyoto.fr/撮影。下も)
老朽化の激しい京都祇園八坂神社舞殿と南楼門の屋根改修工事が2月5日から始まっている。いずれの屋根も銅板の一文字葺き、棟は瓦。工事費は8,500万円で、6月10日竣工の予定。このうち3,000万円を寄進で賄う計画。
境内解説によれば舞殿は「慶応2年(1866)の火災で類焼、明治7年土間式で再建。同35年現在の床式に改築した」とある。
正面玄関である南楼門は慶応二年(1866)の火災で焼失、氏子の寄進で明治12年(1879)年再建。三間一戸、重層、入母屋造り、屋根は檜皮葺を昭和56年、銅板葺に葺き替えられた。
銅板は2,500枚が必要で、棟瓦は舞殿用に八寸角を40枚、南楼門用に尺版角を45枚限定で受け付ける。それぞれ住所、氏名、祈願を墨書して屋根に葺かれる。 尺版瓦は10万円、八寸瓦は8万円、銅板は5千円。
足場がかかる前の舞殿。2025.1.3撮影。金属屋根の落雪効果がよくわかる。
2015/02/27(金) 23:04:59|屋根|