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六本木で、祇園の鉾の屋根を見る

六本木で、祇園の鉾の屋根を見る

大船鉾初めて京都を出る 六本木で組み立て実演

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京都・祇園祭の「大船(おおふね)鉾」(全長7.47メートル、高さ6.35メートル、重さ約12トン)が6月19日、東京・六本木ヒルズアリーナで「出張展示」された。大型の鉾が京都府外で建てられるのは大阪万博の菊水鉾以来で、東京では60年ぶり。(山鉾全体では2011年の仙台市での綾傘鉾以来。)

これは京都市と市観光協会が毎年主催するツアー企画「京の夏の旅」の40回記念の一環で、大型の鉾が東京で見られるのは、1955年に東京駅八重洲口前で月鉾が建てられて以来(京都市文化財保護課)という。

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床に上がり屋根裏を見上げる。対角線上に銅板のライン(ジョイント部分)が見える.。銅板屋根の施工は京都の田原板金製作所で、屋根下には改質アス.ファルトのルーフィングが施工されている。

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大船鉾は幕末の1864年に禁門の変で焼失したが、昨夏、150年ぶりに祇園祭への復活を果たした。18日午後から京都から来た20人の職人が釘を使わずに組み立て始め、19日の12時ころには屋根の組み立てが始まり、約1時間かけて、16のパーツに分かれた銅板屋根ユニットを組み付けた。 20、21日は鉾に乗った囃子方(はやしかた)による演奏や、舞妓(まいこ)らによる舞をはじめ、京文化体験イベント「『ほんまもん』だけ3DAYS」が開催される。

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大船鉾は祇園祭の35ある山鉾の一つ。後祭(あとまつり)では殿(しんがり)をつとめる大型の鉾である。四条町大船鉾保存会の木村宣介(のぶすけ写真左)・業務執行理事(45)は「皆さんは大きさに驚かれたはず。たくさんの人に大船鉾を知ってほしい」と話す。

1422年に最初に建てられたとされ、何度かの焼失と復興を繰り返した後、1864年にも一部を焼失、その後は巡行に参加できなくなっていた。昨年、地元の積年の願いがかない150年ぶりに復興された。

アリーナでの組み立て作業

20日には舞妓2人による舞の披露を各日2回予定、21日の12時からは、祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東の京都五花街の芸妓と舞妓40人が舞を披露する。

20日・21日は、飲食・物販、体験メニューを提供するブースも出店。「井筒八ツ橋本舗」「京都北白河ラーメン魅力屋」「佐々木酒造」「南禅寺 順正」「モリタ屋」「園部染工」など。

そのほかに、京友禅のきものショー・京友禅のきものライブペイント(20日13時~と16時~)、「夏を感じる川床カフェ」など。20日:11時~18時、21日:11時~15時。

2015/06/20(土) 00:00:02|屋根|

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