塩ビシート防水の歴史とマーケット
塩ビシート防水の歴史とマーケット
塩ビ工業会がメルマガで連載
東京バス観光。(写真は記事とは関係がありません)。都内各コースをめぐる乗り降り自由バス観光が、日本人にも人気。普通のバスより少し高い視点での屋根の見え方が新鮮だ。
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塩ビ工業会がメールマガジンhttp://www.vec.gr.jp/mailmag.htmlで、今年5月14日号から「塩ビ樹脂系シート防水について」連載している。
これまでの3回の内容は、
No.515 08/2
塩ビ樹脂系シート防水について(第三回)-塩ビ樹脂系シート防水のマーケット-
No.510 06/25
塩ビ樹脂系シート防水について(第二回)-塩ビ樹脂系シート防水の製法と工法-
No.504 05/14
塩ビ樹脂系シート防水について(第一回)-塩ビ樹脂系シート防水の歴史-
最終回第4回は環境、省エネルギー、新技術への対応など今後の方向性)の予定。
アーキヤマデ株式会社 大西 裕之氏が執筆している。
例えば海外のマーケットについては以下の通り。
世界の屋根市場は約103億㎡で、アジア(約42億㎡)がもっとも多く、次いで北アメリカ(約31億㎡)、西ヨーロッパ(約11億㎡)。アジアの中でも中国だけで約27億㎡と言われており、突出したマーケットとなっています。世界中で多く使われている防水材は、アスファルト防水、次いで熱可塑性オレフィン系シート防水(TPO)、塩ビ樹脂系シート防水(PVC)のようです。また国によって使われる防水材は異なり、西ヨーロッパでもアスファルトが多い地域もあれば、TPOが多い国、PVCが多い国など様々です。国土面積、人口、GDPが日本と近いドイツは屋根市場全体が約1億2500万㎡。屋上防水は約7500万㎡でアスファルト防水が多いようですが、塩ビ樹脂系シート防水が増えつつあり、今後最も期待する防水材の一つとのことでした。
2015/09/06(日) 06:32:59|DATA BANK|