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大きな穴の開いた2,500㎡の屋根

大きな穴の開いた2,500㎡の屋根

yanenikki
軽井沢 千住博美術館で 滝と桜の展示会

2025年3月1日から軽井沢千住博美術館で、「Waterfall×観桜展」と題して、千住博の代表作である「滝」と「桜」をモチーフにした作品が展示される。
軽井沢千住博美術館は、建築家西沢立衛が画家千住博から名指しで依頼され、設計した美術館である。千住氏の要望は、「明るく開放的な、今までなかったような美術館」というものだったという。西沢氏は「明るい空間の中で、人々が千住作品の世界を体験でき、また同時に、集まってくつろいだり、自分の時間をすごせたりできる空間」を実現した。

表紙 P2280282

日本金属屋根協会は機関紙「施工と管理」320号で軽井沢の自然と調和した美術館の不思議な屋根を次のように紹介している。

建物の構成は、既存の敷地地形に合わせて穏やかに傾斜していくランドスケープような一室空間である。深く軒を出して、シルバースクリーンとUVカットガラスによって光を制御しながらも、軽井沢の風景や緑、光が室内にやわらかく入ってきて、世界的に活躍する日本画家・千住氏の芸術が融合し調和する空間を創り出している。  フラットに近い屋根面の中ほどに、これまでの常識を破る大きな開口部が設けられている。こうした自由自在な躯体に、ステンレス鋼板の溶接工法「R-T工法」は適格に対応している。

物件名:軽井沢千住博美術館(長野)
設計:(有)西沢立衛建築設計事務所
施工:清水・笹沢建設共同企業体
屋根施工:三晃金属R(株)
工法・材料:展示棟、管理棟、トイレ棟、事務所棟、フォール館棟、R-T工法(フェライト系ステンレス鋼板YU220M) t=0.4㎜、2,445㎡  

2015/02/28(土) 23:59:20|屋根|

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