屋上緑化の耐根性評価
屋上緑化の耐根性評価
建材試験センターが耐根性評価のための模擬針試験方法を制定
従来屋上緑化は保護コンクリートの上に施工されることこが多かった。しかし近年ヒートアイランド対策として国や自治体が屋上緑化を支援するに至り、屋上では急速に露出防水上の緑化が増えている。
押さえコンクリートがない場合、根の先端が防水層のジョイントから貫通し、漏水することが多かった。そこにで日本建築学会では JASS 8 T-401 屋根緑化用メンブレン防水層の耐根試験方法(案)を制定したが、この方法では、試験期間として2年間を必要とする。模擬針試験はJAS 8T-401 にエントリーするための予備試験的な位置づけと考えられる。
建材試験センターでは2011年5月9日付で、JSTM G 7101 防水材料等の耐根性評価のための模擬針を用いた試験方法を制定、同センター材料グル―プ・清水市郎氏が建材試験情報9月号に試験方法の概要を発表している。
全文は900円で購入できる。
壁面緑化の躯体への影響も一部では心配されています。
2011/11/03(木) 00:00:00|緑化とルーフプラン|