平成24年度 建築改修投資見通しは8兆7千億円。
平成24年度 建築改修投資見通しは8兆7千億円。
国土交通省 平成24年度建設投資見通し
今年度より改修投資額も発表
近江神宮で斎行された防水と石油の祭り「燃水祭」で奉納された舞楽「登天楽」近江神宮で斎行された石油と防水の祭り「燃水祭」で奉納された舞楽「登天楽」。(写真は記事とは関係ありません。撮影:日本 防水の歴史研究会)
※ ※ ※ ※
建築投資全体に占めるリフォーム・リニューアル投資額の割合
同見通しによると、建設投資は45兆3,100億円(前年度比7.9%増)。内訳は政府投資が19兆600億円(前年度比12.5%増)、民間投資が26兆2,500億円(前年度比4.8%増)。民間投資は、住宅投資が13兆9,000億円(前年度比5.8%増)、非住居投資建設投資が12兆3,500億円(前年度比3.7%増)と見込まれている。
平成24年度においては、この建設投資により、名目国内総生産は1.05%程度引き上げられ、生産誘発効果は8兆3,300億円程度、雇用創出効果は49万8千人程度になると政府は見込んでいる。
平成21年度から24年度における建築物リフォーム・リニューアルの投資額及びその見通しの推計結果は近年増加傾向にあり、平成23年度は8兆4,600億円程度、平成24年度には8兆6,800億円程度(対前年度比2.6%増)と推計されている。内訳は、平成24年度に住宅37.4%、非住宅62.6%となっている。
従来の「建設投資見通し」においては、民間が行う建築工事については、増改築を除き建設投資に含んでいなかったが、今年度から、平成20年度上半期より実施している「建築物リフォーム・リニューアル調査」の結果等を元に、建築物リフォーム・リニューアル市場における投資額の見通しについても推計・公表を行うこととなった。
建築投資全体に占めるリフォーム・リニューアル投資額の割合
建築物投資額は全体で30兆500億円となる見込みで、そのうち、建築物リフォーム・リニューアル投資額の占める割合は、24年度には、住宅で19.0%、非住宅で42.1%、総計で28.9%となるとされている。
2012/08/21(火) 15:30:08|DATA BANK|