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平成28年2月から適用する公共工事設計労務単価

平成28年2月から適用する公共工事設計労務単価

防水工の労務単価 東京は27,900円。

roumutannka

農林水産省及び国土交通省が、平成27年10月に実施した公共事業労務費調査に基づき、平成28年2月からの公共工事の工事費の積算に用いるための公共工事設計労務単価を決定した。
またこれに合わせて、建設労働者の雇用に伴い必要な経費の表示(試行)している。東京の場合、防水工の公共工事設計労務単価は、27,900円。これに建設労働者の雇用に伴い必要な経費を合わせると39,200円となる。

全職種の全国平均は17,704円。平成27年2月比で+4.9%(平成24年度比;+34.7%)となった。
被災三県の平均は 19,457円。平成27年2月比+7.8%(平成24年度比;+50.3%)である。

詳細はこちら。↓
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo14_hh_000552.html

屋根、防水にかかわる職種の労務単価を見てみると
東京では、塗装工:26,300円。防水工:27,900円。板金工:25,900円。ちなみに大工:23,900円。
大阪では、塗装工:22,600円。防水工:22,000円。板金工:データなし。大工:19,700円。

労務単価20%
(画像をクリックすると拡大します。)

公共工事設計労務単価は、国、自治体等が公共工事の予定価格を積算する際に用いる単価・建設労働者等の賃金相当額であって、労働者の雇用に伴う賃金以外の必要経費分注1は含まれていない。(必要経費分は、別途、共通仮設費、現場管理費の項目で積算される)
注1労働者の雇用に伴う必要経費: 法定福利費、労務管理費、安全管理費など。

しかし建設労働者等が受け取る賃金をもとに設定している公共工事設計労務単価が、労働者の雇用に伴い必要な賃金以外の経費を含んだ金額と誤解され、必要経費分の値引きを強いられる結果、技能労働者に支払われる賃金が低く抑えられている、との指摘がある。

そこで公共工事設計労務単価と、労働者の雇用に伴う必要経費を含む金額とを並列表示し、公共工事設計労務単価には必要経費が含まれていないことを明確化ため、労務単価の下段に、建設労働者の雇用に伴い必要な経費を表示することを試行してる。

2016/02/14(日) 10:38:44|DATA BANK|

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