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平成29年漏刻祭

平成29年漏刻祭

漏水が時を制する
毎年6月10日は漏刻祭

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漏刻祭タオルと次第 

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6月10日は時の記念日。この日は屋根や防水と、実はとても深い繋がりがあるのです。時の記念日が制定されたのは大正9年(1920年)です。なぜこの日が時の記念日なのか。

またまた天智天皇の登場です。天智天皇は日本で最初に時報を打たせた人でもあります。

境内に復刻された漏刻の模型
この時計は水時計で「漏刻」といいます。近江神宮境内に復刻された漏刻の模型。

その天智天皇を祭神として祀る滋賀県大津市の近江神宮では、毎年6月10日天智天皇を時の祖神として崇敬する時計関係者が中心となり、漏刻祭が斎行されています。境内の「時計館宝物館」では、和時計をはじめ各種の古時計などを展示しています。日本和時計学会や日本暦学会の事務局も神宮内に置かれています。また境内に設置された漏刻(水時計)や日時計は、オメガ社、ロレックス社からの献納によるものです。

その日本最古の時計の動力となる水。この水を「漏水」といいます。

近江神宮の資料によると、漏刻を管理するのは陰陽寮という役所で、漏刻博士が20人もの部下を統括して、クリーンに管理していたそうです。近代防水のルーファーは1000年以上の歴史を持つ勾配屋根の雨仕舞とは違った、水を厳密にコントロールする「制水」という意識が求められます。勾配屋根では、水といわば「仲良く」付き合うのに対し、近代以降のメンブレン防水はある意味で「力ずく」のコントロールが求められる、とも言えます。屋上利用や近代的ビルの蓄熱槽の防水に係わる防水技能者は、陰陽寮のスタッフ漏刻之介といったところです。

2017/07/01(土) 01:42:31|ニュース|

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