平成30年 近江神宮燃水祭
平成30年 近江神宮燃水祭
7月5日は近江神宮燃水祭
日本書紀の記述より1350年の節目に「燃える土」奉献
「先人の苦労に感謝」というなら、業界の起源、始まりに関する記録に対しても、しかるべき敬意を払ってはいかがだろう。
近代防水の起源は1905年だが、人類と防水との記録という点では、西洋では旧約聖書、日本では日本書紀にその起源を求めることができる。
今年の燃水祭は、日本書紀に書かれた、燃土燃水献上の年である西暦668年から数えて1350年という慶節にあたる。これを機に、本年は防水業界から、燃える土(アスファルト)を奉献する。燃水祭で初めて、日本書紀に書かれた通り、燃土と燃水の両方を奉献することになる。燃える土の関係者が、初めて参列したのが平成23年で、小冊子「近江神宮燃水祭」の巻末資料によると、燃水祭が初めて斎行されたのは昭和48年、現在の形になったのが平成元年である。いつかは「燃える土も奉献したい」というのが防水業界の願いであった。
燃水祭史上初めてとなる「燃える土」奉献は、滋賀県防水工事業協会会長の杉本憲央氏(㈱メイコウ会長)が行うことになっている。今年も防水業界から約20名の参列が予定されている。
7月2日は 黒川燃水祭
7月5日は 近江神宮燃水祭
(7月7日が土日に当たるときは、7月5日になります)
2018/06/30(土) 00:34:46|「日本書紀と瀝青」2018|