新年講演会で手話を学ぶ 全アロン防水組合関東支部
新年講演会で手話を学ぶ 全アロン防水組合関東支部
私の強みは「聴こえないこと」
「あけまして おめでとう」と手話で挨拶する 講師のエッセイスト、ユニバーサルデザインコンサルタント松森花林さん。
1月12日(木)全アロン防水組合関東支部は、東京都港区のメルパルク東京で賀詞記念講演会を開催した。
テーマは「聴こえる世界と聴こえない世界」―ユニバーサルな(誰もが参加できる)社会づくりを目指して―
十代で聴力を失った松村さんは、聴こえる世界と聴こえない世界を知る立場から、誰にとっても使いやすい、暮らしやすい社会作りのために活動している。羽田空港新国際ターミナルのUD設計、ディズニーランドなど企画運営上のアドバイス、のほか2011年9月にはワサビの匂いで火災を知らせる臭気警報装置を考案し、イグ・ノーベル賞を受賞した。
真に豊かな社会の形の一つに、間違いなくユニバーサルデザインがある。この話を機会に組合員それぞれがそのあるべき姿に想いを馳せ、事業活動に必要なものを考える機会になれば幸いである。(小川支部長)
話を聞いた後、みんなでありがとう(手話で)。最前列向かって左が小川支部長。右は手話通訳者。
小川さんは自社の経営計画会議や安全大会で松森さんの講演を依頼。その話に感動し今回の関東支部新年会での実施を決めた。
講演が始まったもののマイクが不調。スタッフと会場の係がオロオロしているのを見て。「ウフフ」
2012/01/13(金) 09:03:24|ニュース|