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日本建築学会材料施工委員会 活動報告

日本建築学会材料施工委員会 活動報告

2013年度 材料施工委員会 活動報告
本橋健司委員長

ちくねつ層断熱本橋委員長R0010143

日本建築学会材料施工委員会委員長の芝浦工業大学本橋健司教授が、建築学会の会誌「建築雑誌」9月号に2013年度の材料施工委員会が行ってきた調査研究と情報発信に関する報告を行っている。

材料施工委員会の掌握範囲は、①コンクリート用材料、②セメント・モルタル・コンクリートの物性③コンクリート工事の施工・品質管理、④特別な仕様のコンクリート、⑤コンクリート以外の無機系材料の物性および工法・工事、⑥鉄骨製作・鉄骨工事・金属系材料、⑦有機系材料の物性および工法・工事、⑧防水材料の物性および工法・工事、⑨仮説・山留工事⑩土・知業工事、⑪機械・ロボット工法、⑫改修・維持保全、⑬耐久計画・耐久設計、⑭地球環境・資源、⑮部位別材料・仕上げ・性能評価、⑯その他、材料・施工に関わる問題―など。

材料施工委員会の組織は次の運営委員会と直轄小委員会で構成されている。

改修工事運営委員会、 鉄筋コンクリート工事運営委員会、 鉄骨工事運営委員会、 組積工事運営委員会、 防水工事運営委員会、 内外装工事運営委員会、 建築生産運営委員会、 耐久・保全運営委員会、 環境配慮運営委員会、RILEM小委員会。

本橋委員長はその中で、防水に関しては以下のように報告している。関連分のみ。

鉄筋コンクリ―ト工事運営委員会は「膨張材・収縮低減剤を使用したコンクリートに関する技術の現状」の刊行および「高強度コンクリート施工指針・同解説」 の改訂を行った。これらの成果をもとに講習会「収縮低減材料を使用したコンクリートの技術の現状―なくそうコンクリートのひび割れー」を東京(参加者123名)で開催した。

防水工事運営委員会では、第7回防水シンポジウム「建築防水分野における新たな取り組み」を東京(143名)で開催した。主旨説明の後「次世代を見据えた防水仕様のあり方」、「ケイ酸質系塗布防水の位置づけと試験方法の見直し」および「蓄熱槽の断熱防水を考える」の3テーマにつて報告がなされた。

7回防水シンポ会場PA280040
7回防水シンポでは多くの関係者が会場の大ホールを埋めた。

なお各運営委員会のメンバーや活動状況の詳細は建築学会のホームペーで公開されている。防水工事運営委員会の場合は、・JASS8改定小委員会、・地下外壁外防水小委員会、・防水材料耐久性評価試験方法小委員会、・シール材性能設計研究小委員会、・蓄熱槽断熱防水改定小委員の5小委員会から構成されており、それぞれ設置目的、委員構成、設置WG、進捗状況、達成度、問題点などを見ることができる。

2014/09/07(日) 12:21:05|DATA BANK|

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