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第5回 日中韓防水シンポジウム

第5回 日中韓防水シンポジウム

田中享二、張成周氏が顧問に就任
第7回は2017年秋、北京で開催

論文集

シンポ会場

2015年10月19日から20日まで、韓国済州市のグラッドメゾンホテル(旧済州グランドホテル)で第5回日中韓防水シンポジウムが開催された。日本からの参加は輿石直幸実行委員長はじめ34名、中国からは楊楊実行委員長ら42名、韓国は呉祥根実行委員長ら90名が参加、総勢160名が密度の高い報告と意見交換を行った。

組織委員会

洪先生
開会式で挨拶する呉祥根(オウサングン)組織委員長。

ソウル科学技術大学呉教授は「日中韓3国の代表技術者による第5回防水シンポジウムが開催できた。お互いがプライドを持って技術情報の発表を行える、良い機会が持てたことを感謝する」と述べた。

全員
参加者全員の記念写真。

日本側実行委員長の早稲田大学輿石直幸教授に、シンポの様子をお聞きした。

まず各国の事情が説明されて、論文発表という流れは、いつもと同じだ。5年前、手さぐりで始まった3国シンポだった。どうなることやらと心配する向きもあったが、やっと板についてきたことが実感できた。共通のテーマも見えてきた。一つは地下構造物の防水で、各国それぞれ苦労しており、興味深い発表が多数あった。発表題数が多いのはシーリングで、中韓で今まで話題にならなかった分野も視野に入ってきている。事前の準備が整っていたようで通訳のレベルが高く、各国の発表が非常にわかりやすかった。

韓国の呉先生から「2年に1度各国が行ってきたものを発表する、というのではなく、共通テーマのワ-キンググループを作り、事前にそれぞれが検討してきたものを、ここで発表してはどうか」という提案がなされ、3国とも了承し、継続的な活動を行うことを確認した。

日中韓輿石先生

会場となった済州島は韓国最南端に位置し、東洋のハワイと呼ばれるリゾートだ。到着後わずかの時間を利用して、世界遺産「城山日出峰」に向かう参加者

hinode

輿石先生日中韓
パーティーでのアトラクション。(写真提供輿石直幸氏)

2016/01/03(日) 07:01:17|ニュース|

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