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第7回 日中韓国防水シンポジウム 10月 早稲田で

第7回 日中韓国防水シンポジウム 10月 早稲田で

2019年10月11日(金)・12日(土)
各国防水業界の課題と今後の対応でシンポ

第4回 前回日本
前回日本で開催されたシンポ(2013年)の様子

「第7回 日中韓防水シンポジウム」が、2019年10月11日(金)・12日(土)の両日、早稲田大学総合学術情報センター国際会議場 井深大記念ホールを会場に開催される。主催は早稲田大学理工学術院創造理工学部。協賛は(一社)全国防水工事業協会,(一社)日本防水材料協会,日本シーリング材工業会。

会場は早稲田大学総合学術情報センター国際会議場 井深大記念ホール(東京都新宿区西早稲田 1-20-14)。
以下のスケジュールが予定されている
1)主旨説明:Connected Technology と防水の未来
2)「日本における防水業界の課題と今後の対応」
3)「中国における防水業界の課題と今後の対応」
4)「韓国における防水業界の課題と今後の対応」
5)日本建築学会『保全標準仕様書』策定概要
6)各国からの研究発表・企業からの技術発表(15編程度)

■参加登録費(論文集代、懇親会代含む)
一般:30,000円(同一会社からの二人目以降の参加者は20,000円)
学生:5,000円

■連絡先・申込書送付先
〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町 9-2 日新中央ビル3階
(一社)日本防水材料協会内 第7回日中韓防水シンポジウム準備委員会事務局宛
TEL:03-6661-9033 FAX:03-6661-9034
E-mail:jwma@ec2.technowavule.ne.jp

ソウル大会での記念写真
ソウル大会での記念写真

このシンポジウムが初めて開催されたのは2009年。「アジアの3国が協力して技術を高め、世界に発信し、世界の防水技術向上に貢献しよう」という東京工業大学田中享二教授(当時)や韓国ソウル科学技術大学 呉 祥根教授の熱意ではじまった。

開催に際して中心になったのが、日本の防水研究の第一人者である田中享二東京工業大学名誉教授。田中研究室にはこれまで中国、韓国ほか各国の学生が在籍し、卒業後それぞれの国の防水分野で活躍している。田中教授は日中韓シンポ開催にあたって「確かに防水は欧米から発展してきたが、雨の多い日中韓だからこその苦労があり、研究、工夫もある。風土的その他でも共通点の多い3国が技術開発や問題解決で連携すれば効果的である。時間はかかるが、こうしたシンポジウム継続することが大切。それがアジアの防水を良くし、世界の防水を良くする道だと信じる」と訴えた。

開催に際しては、「メリットがない」、と消極的な業界関係者が少なからず存在する一方、「欧米中心ではグローバルとは言えない。アジアの実情を反映してこそ真のグローバルであり、日中韓3国の防水業界が協力して発言力を高め、使えるISOを作ろう。そのためにこの日中韓防水シンポによる信頼・協力関係は心強い」。と意義を見出すメーカー関係者もいる。さらに、現在の日中韓の緊張感のある情勢の中で、こうしたシンポジウムが開催されることの価値もある。

2019/07/25(木) 10:31:01|ニュース|

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