茅葺き屋根を守る足利消防隊
茅葺き屋根を守る足利消防隊
足利学校から写真を送って頂きました。
茅葺き屋根の建物は何よりも火災が怖いので、定期的に訓練を行っているそうです。これは1月の文化財防火デーの時の様子。消防署員と足利学校のスタッフが並んで放水しています。
足利学校のスタッフによる放水訓練は、毎月1回、実施しているとのこと。また、茅葺き屋根の大棟からもシャワーのように水を出して、屋根全体を濡らしています。
9月7日の記事で紹介した「大蛇」の舞台裏」。安全のため、トラックの上に積んだ窯で広葉樹の雑木薪(ナラの木など)を焚く。この煙を太いパイプで建物に導き中をいぶす。スーパーケムラーというそうです。
中に入ると燻製になってしまう。
足利方丈・庫裡の葺厚は二尺五寸です。
「差しがや」作業中。毎年、冬から早春にかけて、痛んだ茅を取り除き、新しい茅を差して屋根の補修をする。
方丈・庫裡の葺厚は二尺五寸。
2011/09/24(土) 12:09:14|屋根|