近江神宮燃水祭でルーフネットの「防水の歴史ミニ展示」
近江神宮燃水祭でルーフネットの「防水の歴史ミニ展示」
~日本書紀と防水~「燃土燃水献上」にかかわる資料展
燃水祭の神事を終え直会(なおらい)で挨拶する越の国黒川臭水遺跡保存会布川陽一会長。
直会には約百名が参集。防水業界からは「日本防水の歴史研究会」として15名が参加した。
近江神宮公式ホームページ「近江神宮からのお知らせ7月5日」の項
http://oumijingu.org/に以下の記事が掲載されました。
燃水祭は本年ははじめて「燃ゆる土」(天然アスファルト)の関係者として、防水事業を行う大津市の株式会社メイコウの杉本社長様に日本書紀奉唱をご奉仕いただきました。新潟県胎内市黒川からの燃水奉献者は臭水(くそうず)遺跡保存会会長の布川様(黒川村元村長)にお越しいただきました。ルーフネット・森田様の尽力による燃土・燃水にかかわる各種資料の展示も会場を賑わわせました。
展示は、直会会場となった近江神宮勧学館ロビーで行われた。
主な展示物
(絵や日本書紀などの展示物はもちろん本物ではありません。原寸複写)
- 小堀鞆音「燃土燃水献上図」
- 東京芸大が所蔵する、小堀鞆音「燃土燃水献上図」下絵
- 日本書紀の該当部分
- 小堀鞆音「燃土燃水献上図」を精密に再現したジオラマ
- 田谷力三のデビュー作でもあるオペレッタ「燃える水」。
- 小堀鞆音「燃土燃水献上図」を精密模写した、帝室技芸員・塚田秀鏡の最晩年の彫金作品「燃土燃水献上図花容器」
- 絵の制作を依頼した日本石油の5冊の社史。大正6年の30年史は、本そのものが作品として、展示された。
- 「燃える土」現在でもアスファルトの地層が露頭している秋田で採集したもの。
- 日本石油が創立70周年記念として5000枚を製作し関係者に配布したという「燃土燃水献上図」の西陣織作品。
- 同じく90周年品として少量配布された、「燃土燃水献上図」彫金煙草入れ。
- 大協石油が前田青邨に依頼した「燃土燃水献上図」。
- 小堀鞆音の画をもとに小学生が作った連作版画集「燃える水」。
その他。
2012/07/12(木)01:35:10|「日本書紀と瀝青」2012|