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防水アーカイブズ構想とそのフィージビリティ・スタディ

防水アーカイブズ構想とそのフィージビリティ・スタディ

田中享二氏が建築学会大会で発表
防水に係わる「文書」「もの」「ひと」をどう記録・保存する

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田中享二東京工業大学名誉教授は、9月13日、神戸大学で行われた2014年度日本建築学会大会の材料施工部門の学術講演発表で、「防水アーカイブズ構想とそのフィージビリティ・スタディ」のテーマで発表した。

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「明治38年の我が国初の近代防水施工より約100年。今や防水は雨水の侵入防止、建物保護の観点から、建築に欠くべからざる技術要素となっている。一方で、これに係わる過去の材料・技術・人に関する情報は急速に消滅しつつある。これら蓄積された情報は単なる過去の遺産ではなく、将来の防水に役立つ貴重な資料である。そのためこれらを散逸させず、保存しておくための受け皿としてアーカイブズの仕組みが必要である。」と田中氏は主張する。

今回の発表では、防水アーカイブズの対象、範囲、保存の形態、受け入れ方法、外部への情報公開、防水研究への後方支援などに関して、1年間検討してきた研究を報告した。

2014/09/15(月) 13:33:51|ニュース|

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