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防水分野におけるドローン活用

防水分野におけるドローン活用

建研・宮内氏がNUK会報に可能性と現状を寄稿

宮内パイロット
軍艦島でドローンを操縦する宮内氏

国立研究開発法人建築研究所主任研究員で、JADA日本建築ドローン協会副会長の宮内博之氏が、NUK日本レタン建材工業会機関誌第42号(平成30年11月30日発行)に「防水分野におけるドローン活用の可能性と現状」を寄稿している。

建築物点検の合理化・省力化を目的としてドローン技術の活用が期待されている。しかし現在、ドローンはまだ道具として活用されている水準でしかなく、ドローンの技術は初期段階にあるといえる。現行ではドローンに搭載された可視・赤外線ラメラにより目視点検に代わる非接触方式利用として限定的に活用されているに過ぎない。このような現状を踏まえて、防水分野にドローンをどう活用してゆくか、という観点から現状と課題を示している。

ここでは、現行のドローン技術がどの程度まで達しているかを4つのポイントから指摘している。

  1. ドローン活用における安全対策としての教育、
  2. 自立飛行と自動点検技術、
  3. ドローンによる俯瞰的撮影と寸法計測、
  4. ドローンによる建物の維持管理技術。

著者は「ドローンの安全運用を考えた場合、GPSが届きやすく目視内飛行で着陸場所が確保しやすい陸屋根は、有効な点検場所と思われ、今後、防水×ドローンの新しいイノベーションを期待する」と結んでいる。

JWMA日本防水材料協会の「屋根防水調査・診断へのドローン活用検討WG」が行った、ドローン本体の性能への期待と、建築防水の施工・調査・診断・維持管理への期待へのアンケート結果は次の通り。

800ドロンアンケート
(画像をクリックすると拡大します。)

2018/12/25(火) 22:51:26|ドローン|

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