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防水構法のシンクタンク目指し CWA 発足

防水構法のシンクタンク目指し CWA 発足

CWA
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6月11日、防水構法のシンクタンクを目指して設立された、一般社団法人 建築防水安全品質協議会(略称CWA)設立に関するリリースが、防水団体・報道宛送付された。(写真は、ルーフネット編集部に届いたもの)

一般社団法人建築防水安全品質協議会(略称CWA)は「防水層の品質確保と向上、施工者の安全確保、周辺環境保全、施工効率向上に関する提言を行える防水構法のシンクタンク」を目指して設立された。三月に法人登記を終え、さる5月8日、東京・平河町のルポール麹町で設立パーティーを開催した。

CWAが予定している活動内容が、(社)全国防水工事業協会、(社)JWMA、また(社)日本建築学会の事業活動と重なることが考えられるため、ルーフネット編集部は「それぞれの役割分担や補完関係をどう位置付けるか」について、設立パーティーでの取材、または記者会見での取材を求めていた。一方協議会内部でも、今後の活動を円滑に進めるためには、情報開示した方が良いという意見もあり、設立パーティーから約1月遅れたが、今回のリリース配布に至ったようだ。

リリースによると組織は次の通り(敬称略)

  • 名誉会長:立石 真(前・一般社団法人日本建築センター理事長)
  • 名誉顧問:上村 克郎

同会は2つの委員会で構成され、それぞれ正副委員長には次の各氏が就任し、両委員長がコメントを掲載している。

  • 建築防水品質委員会
    • 委員長 :田中 享ニ(東京工業大学名誉教授)
    • 副委員長: 輿石 直幸(早稲田大学教授)
  • 建築防水環境安全委員会
    • 委員長 : 本橋 健司(芝浦工菜大学教授)
    • 副委員長: 近藤 照夫(ものつくり大学孜授)

なお事務局はテツアドー㈱におかれる。 

建築防水品質委員会委員長 田中享二

時代は、これまでより高い水準の防水を求めています。まず漏水は完全にゼロにし、防水層 の長寿命化を目指していかなければなりません。本当の意味での防水層の性能と品質の向上が、 求められる時代になりました。それらをどのように高め、どのように担保するのか。建築防水品質委員会では、これら防水の将来像に正面から取り組みたいと考えています。

建築防水環境安全委員会委員長 本橋健司

環境と安全は、現代社会において最重要課題であり、少なくとも建築に鬨わるものとしては、材料、工法、最終製品に対して責任があります。当協議会では、建築築防水分野における環境と安全をより明礁にし、施工現場での安全性の確保、エンドユーザーに安全な製品を提供することを目的として、研究を進めて行きたいと考えています。

2012/06/13(水) 15:05:37| ニュース|

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