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防水歴史図書館資料第四号 東部アス30周年記念誌

防水歴史図書館資料第四号「東部アス30周年記念誌」

防水歴史図書館資料第四号 東部アス30周年記念誌 (1)

「BOUSUIデジタルアーカイブ」
防水歴史図書館資料第四号「設立30周年記念誌」~新しい歴史へのアプローチ~
東部アスファルト工事業協同組合

表紙 DSC07960

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。

防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて分かりやすく解説する、というものです。

これまでに紹介したのは2009年の資料第壱号:「アスファルト及びその應用」が第1回。そして資料第弐号:「日本アスファルト物語」、資料第参号:「アスファルトルーフィングのルーツを探ねて」の3冊でした。

久しぶりの、防水歴史図書館の文献紹介。4冊目は、平成6年に発行された東部アスファルト工事業協同組合(通称・東部アス)の30周年記念誌です。

50東部アス30周年 記念誌 目次 DSC07969

東部アスファルト工事業協同組合は昭和39年(1964)東京アスファルト工事業協同組合として設立が認可され、昭和42年(1967)東部アスファルト工事業協同組合に名称変更した。同年日本住宅公団(現・都市再生機構)の防水工事施工組合として指定を受けた。

50座談会扉 DSC07963
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東部アスの歴史の中で住宅:都市整備公団(都市再生機構)の存在は極めて大きい。昭和43年の公団防水工事の一本化指定以降、東部アスは公団建築物の防水に関して重要な責務を負ってきた。この間の経緯とその後の展開を、第一線で取り組んできた人たちが語っている。この座談会は本30周年誌の柱となる記事の一つ。

出席者は公団側から、東京支社管理部保全第二課長・矢内泰弘氏、同住宅事業第一部北多摩工事事事務所長・飯島一夫氏。東部アスからは、岩﨑嵩(三星産業)理事長、丸山功(新バーレックス工営)副理事長。

50中見本、岩崎、丸山 DSC07965
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昭和40年、当時の住宅公団から、すでに昭和39年1月に法人認可を受けていた東京アス(後の東部アス)に対して、公団工事の指定を受け入れる準備があるか、という諮問があった。当時アスファルト防水業界においては、二大メーカーである田島ルーフィング、日新工業の2社が施工者団体である事業協同組合を立ち上げ、活動を行っていた。ここに設立間もない東京アスが加わり、3組合での受注という形で、公団の防水工事は出発した。

その後、1年を過ぎたころ3協組体制から、東京アスの1本指定への動きが加速し、昭和43年6月、完全に東京アスの1本指定が決定し、これを機に東部アスに名称変更したのである。
1本化指定にはどんな狙いがあったのか、実現への苦労は…。

座談会は11ページ。この公団との座談会の後に、東部アスの若手実戦部隊である「運営部」の活動を、主力メンバーであった、伏見雅光、丸山功、真田雅弘氏の鼎談が掲載されている。

50年表 最初ページ DSC07971
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東部アスファルト工事業協同組合の歩み。創設の概要、年表。丸山功氏の力作であり、資料として価値は極めて高い。

次回から、座談会によって、住宅都市整備公団との、防水保証、ふくれの解釈などの経緯を追ってゆきます。

2015/03/18(水) 00:42:32|ARCHIVES|

防水歴史図書館資料第四号 東部アス30周年記念誌 (2)

「BOUSUIデジタルアーカイブ」
防水歴史図書館資料第四号「設立30周年記念誌」~新しい歴史へのアプローチ~

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我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて分かりやすく解説する、というものです。

4冊目の第2回は、防水業界と住都公団の防水に関して、歴史的経緯を公団、東部アスの実働部隊の座談会記録から拾ってみましょう。

東部アス協組30周年記念対談・東部アスの歴史と住都公団の防水

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p.45

岩﨑嵩理事長(当時):…我々東部アスがこれまで歩んできた道は、つまりアスファルト防水そのものの歴史だと理解している。…

丸山功副理事長(当時):…東京アスに、組合員の建設業登録の一覧表を提出するよう、要請があった。翌月、公団工事の指定を受け入れる準備があるか、と諮問があった。…

…アスファルト防水業界における2大メーカーである、田島ルーフィングと日新工業はそれぞれ事業協同組合を主宰しており、これに設立直後の東京アスが加わり、公団と協議の上、当初3協組受注で始まった。1年後、東部アスの1本指定となった。…

公団の防水工事は昭和43年から東部の一本指定に

司会・諏訪祐二・テツアドー出版編集長(当時):…1本指定になったのは何年頃ですか?

丸山:…昭和43年6月。それまでは3協組の合同委員会を結成して受注していた。…

飯島一夫 住宅・都市整備公団東京支社北多摩工事事務所長(当時):
私が東部アスとかかわったのは昭和50年のはじめ。当時、設計にいた瀬川氏、伊豆氏という設計のチーフらの間で、「従前のコンクリート防水ではなく、何とか本防水ができないかと、防水メーカーと話し合った。…

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p.46 

丸山:昭和30年代後半に、公団は新川団地で試験施工した。田島、日新、日瀝化学、防水業者、ここに三星産業も入っていた。…
団地の屋根を半分ずつ各社それぞれの仕様・工法で施工した。その結果を公団が検討し、A型とB型という露出防水のスペックを確立した。…

矢内泰弘 住都公団東京支社保全第2課長(当時):…当時の防水工法はモルタル防水で、そのあとにアスファルトが出てきた。この端境期に施主としての公団が雨漏りで大変苦労した。…
…問題は屋根防水の材料、耐久性などの面で確たるものがなかった、防水工法として標準化されたものがなかった、技術情報が不足していた。この3点が問題で、業界としての体制固めが十分でなかった。…

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p.47

丸山:昭和20年から30年代の防水業界の事情、材料はメーカー任せ、施工は修練を積んだ職人任せが多かった。昭和30年代後半から、材料と施工を一本化した近代防水に代わっていった。…

運営部会が中心となって施工体制を整備

画像の説明
p.48

丸山:東部アスの実務は運営部会の幹事会が中心に行った。

岩﨑:昭和50年11月に公団の工事共通仕様書、暫定仕様書の標準施工法が出来上がった。…ちょうどこのころ「防水業」が認定されて全防連」ができて、防水は一人前になった。…

昭和40年から10年間は防水業界・東部アスの充実期

丸山:公団の要望に応えるため、内部体制の確立に苦労した。設立当初の31社からどんどん組合員が増えてくるが、施工レベルがわからない。公団の一本指定を受けても施工に対して不安が残った。講習会・説明会など啓蒙・技術指導を通じて、全組合員のレベル向上のため、相当のエネルギーを投入した。…
飯島:公団も30年の初期から10年間かかって標準仕様を作り上げた。ゼネコンも10年間くらいで育ってきた。40年代半ばというのは公団事業量のピークだった。46年頃までは順調だったが、50年代初めになって「高・遠・狭」など問題が顕在化し、売れ残りも増えてきた。本社でのそんな話し合いの中で10年保証問題も含めて、防水についても話題になった。…

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p.49

丸山:当時メーカー組合では、耐用年限と保証年限と、2通りのものが出ていた。仕様書の中で耐用年限が10年、15年、20年と出ていても実際に提出する保証書の年限は別。一般には耐用年限と保証年限がごっちゃになっていた時期がある。…そんな中で公団と東部アスの間で10年保証が確立された。そこから業界としても10年保証が徐々に定着してきた。…
…業界としては露出防水で10年の保証は難しいという拒否反応が強かった。しかし公団の要望は強く、最終的には公団から、構造物に対する民法上の規制が提示され、受け入れた、という経緯がある。

苦慮の末10年の防水保証を実施

飯島:建築全体の中では防水屋さんだけが、もう昭和40年のはじめに10年保証をきちんとしていた。私は立派だったと思っていた。

丸山:不安だった。10年が定着すると、我々業者としては全部責任を取らないといけないわけだから、真剣に考えました。

矢内:公団側と組合側(施工者側)が双方の立場で困っていた。我々公団としても、これまでそういう取扱いはないし、中小企業協同組合法の約款に照らしても、中小企業の集団が過大な保証をしてはいけなかったわけだから。25年前(座談会の平成6年から遡って)としては画期的なことで、国際的にも誇示できる内容のものと評価している。

同時に公団側も仕様書で公団指定をしてゆくという、一歩踏み込んだとらえ方をしていた。双方が当時としては相当な英断をしたと思う。片方だけが肩に力が入っていても成り立たなかったし、双方がお互いの立場で、共通点を見い出し、「何とかしなきゃいかん」という気持ちと、特に業界側の防衛意識の高揚、防水業界のポリシーが相乗して10年保証が実現した。

「ふくれ」問題も慎重にクリア

司会:昭和50年代に入ると東部アスの組織も固まり、標準仕様もできている。問題もなく順調に進んできたのか。

丸山:そうはいかなかった。一番苦労したのが防水層の「ふくれ」と「水たまり」。また断熱防水に関しても試行錯誤があった。

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p.50

飯島:断熱材を防水の上にするのか、下にするのか。学識者、メーカー、施工団体らの協力を得て、調査・研究・実験を経て、外断熱という標準工法に至った。…

矢内:公団管理部の保全部門の業務のイメージは、40年代までは雨漏り対策が主だった。50年代になるとそのイメージが消える。それは防水の材質、工法、施工技術情報をトータルにした標準設計が徐々に固まってきたのだろう。

(続く)

2015/04/09(木) 01:25:47|ARCHIVES|

防水歴史図書館資料第四号 東部アス30周年記念誌 (3)

「BOUSUIデジタルアーカイブ」
防水歴史図書館資料第四号「設立30周年記念誌」~新しい歴史へのアプローチ~
我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献を紹介するのが、ルーフネットの 防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)です。「アスファルト及びその応用」を2009年に紹介して以来、今回の「東部アス30周年記念誌」は4冊目です。

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左から、丸山、岩﨑、矢内、飯島の各氏。

その第3回は、防水業界と住都公団の防水に関して、歴史的経緯を公団担当者と東部アスの実働部隊が語った座談会記録の後半です。矢内泰弘氏(住宅・都市整備公団 東京支店管理部 保全第二課長 当時)は、前半の最後に「昭和40年代までは我々の業務は雨漏り対策だった」と語っていました。

では後半です。

東部アス協組30周年記念対談・東部アスの歴史と住都公団の防水(後半)

(画像をクリックすると拡大します。)

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丸山功 東部アスファルト工事業協組副理事長(当時):昭和40年代、もう一つ我々が苦労したのは浴室防水だった。全部アスファルトの2枚張り仕様で、納まりにも問題があり苦労した。その後浴室ユニットに代わり、我々の手を離れてほっとした。

岩﨑嵩 東部アス理事長(当時):記録では51年に、現場で断熱防水工法が施工されているが、問題もあった。

矢内:押さえコンクリートが膨張してパラペットを押し出して、ひび割れをおこすということもあった。

丸山:昭和50年から52年が断熱防水工法の試行錯誤の時代だった。

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昭和50年代は安定普及の時代

矢内:…昭和30年代は暗中模索の「もがきの時代」、40年代は「標準仕様施工体制の整備に傾注した時代」、50年代は安定、定着した時代といえる。

飯島 公団北多摩工事事務所長(当時):…公団が発足して20年(座談会は平成6年開催)になり、ゼネコンの作る品質も安定してきた。…防水に関しては東部アスにいろいろお願いした…
…今考えるとある意味では公団は建設省より早く先取りして物事を決めていた感がある。…
現在の組合加入者数は?

丸山:北海道から中部、北陸の範囲で、128事業書です。…首都圏では1都6県で61社。

エリア内で、東部組合員のシェアは70%

岩﨑 東部アス理事長(当時):…東部アスエリアの全防水工事量の中の70%くらいは、組合の工事量ではないか。…

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保全部門でも大きな東部アスの役割

矢内:指定といえば通常はメーカー指定であり、メーカー手持ちの工法指定となる。当時保全の中で特異だったのは、東部アスという工事業者の協同組合指定であったということ。それは過去数十年の実績、公団と苦労を共にしてきた実績を評価した。

岩﨑:裏付けの一つが保証。万一瑕疵が発生した場合、施工した当事者が組合から外れていても、組合が全面的に修補にあたり、責任を全うする、ことを話し合いで確認し、組合指定となった。

長期保証、組織体制を評価

締めくくりの2ページ半は公団の矢内・飯島両氏と、東部アス正副理事長が期待と決意を語っています。そのままお読みください。

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2015/04/15(水) 06:51:45|ARCHIVES|

防水歴史図書館資料第四号 東部アス30周年記念誌 (4)

「BOUSUIデジタルアーカイブ」
運営部会幹事(当時)による鼎談~30周年記念誌より~
住都公団の防水10年保証と「ふくれ」の対応をめぐって

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住都公団(都市再生機構)の防水仕様や10年保証を考えるとき、東部アス(東部アスファルト工事業協同組合)抜きに語ることはできない。昭和43年の公団防水工事の一本化指定以降、東部アスは公団建築物の防水に関して重要な責務を負ってきた。この間の経緯とその後の展開を、第一線で取り組んできた人たちの話を本コーナーで3回にわたって紹介した(公団側から、東京支社管理部保全第二課長・矢内泰弘氏、同住宅事業第一部北多摩工事事事務所長・飯島一夫氏。東部アスからは、岩﨑嵩(三星産業)理事長、丸山功(新バーレックス工営)副理事長が出席)。

今回は「東部アスと公団」の4回目である。東部アスの若手実戦部隊である「運営部」の活動を、主力メンバーであった、伏見雅光、丸山功、真田雅弘氏の鼎談を紹介する。

運営部会幹事の想い出と歴史

(画像をクリックすると拡大します。)

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2015/05/17(月) 06:51:45|ARCHIVES|

防水歴史図書館資料第四号 東部アス30周年記念誌 (5)

「BOUSUIデジタルアーカイブ」
運営部会幹事(当時)による鼎談~30周年記念誌より~
住都公団の防水10年保証と「ふくれ」の対応をめぐって(続)

住・都公団と防水業界との10年保証をめぐる昭和50年代の攻防の防水側の最前線にいたのが東部アス(東部アスファルト工事業協組)であり、中でも運営部会であった。防水業界と公団との正式な交渉経緯は、平成6年に発行された設立30周年記念誌「新しい歴史へのアプローチ」の中の座談会で語られている。この時、公団側から東京支社管理部保全第二課長・矢内泰弘氏、同住宅事業第一部北多摩工事事事務所長・飯島一夫氏が、東部アスからは、岩﨑嵩(三星産業)理事長、丸山功(新バーレックス工営)副理事長が出席した。

3名表紙

以下は、東部の運営部会のメンバーの内、伏見、丸山、真田の3氏が集まり、上記座談会の後、最前線で戦った当時の様子を同じ記念誌で語っていたもの。このうちの「保証」、「膨れ」への対応部分を抜きだした。(全文のPDFは前回紹介)

運営部会幹事の想い出と歴史(2)

「苦労した“ふくれ”の対応」

表彰

P62 
丸山:当時、非常に問題になっていたのが、最も多用されていた砂付露出防水のふくれだ。

ふくれ現象に関して公団から諮問を受けて、我々側の小委員会で検査基準をつくり、見解を保全部門に認めてもらった。

伏見:ふくれや水たまりなどは、 我々防水業者ではいかんともしがたい問題ばかり。…下地の乾燥不十分、勾配がうまく取れてない、などに起因する不可抗力に対しては、ある程度のものまでは免責を認めてもらった。

ふくれは漏水に直接結びつくものではない、ということの説得が一番大変だった。…ふくれは防水層の劣化に直結する門だという認識がお客さんの方にあるから。

P63
丸山:当時露出防水にはA型とB型という指定工法があった。A型は今でいう砂付の3層張り。B型はアルミ箔ルーフィングで日本瀝青工業の独占だった。
真田:アルハンプルーフィングですね。
丸山:我々はA型仕様の日新さんと田島さんの砂付ルーフィングだけしか使えなかった。

昭和40年前後の防水の価格は㎡あたりいくら?

丸山:公団の要求に応えるためには、㎡あたり620円をうちだし。
その前、つまり東部アスが公団の一本指定になる前の状況は、昭和30年の末から42,43年くらいまでの間は公団の露出防水A型が400円から430円、極端な例では400円をきるダンピング競争もあった。…

東部アスが最初に打ち出したA型の価格が550円。これが最低限度であるということから出発している。工事屋を維持してゆくための必要最低限の価格として積算したのが550円である。

会議

10年保証にも慎重に対応

丸山:現在一般化されている10年保証というのは、東部アスと住宅公団との交渉の中で生まれてきた数字なんです。公団から最低10年の要求があった。しかし当時は露出が大半であり、10年はできないと申し上げた。しかし公団が最終的には、[民法上の規制]を持ち出してきた。
ただ我々としては現実問題として、無理だと主張したが、結果的には押し切られたかっこうだ。…

今でも、公団と東部アスのとりきめがスタートとなり、10年保証が全防水業界に定着したんだと、恨まれている。

2015/06/12(金) 00:00:00|ARCHIVES|

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