400号によせて
400号によせて
まめもらんだむ
次は400号。何を書いてきたのだろう。確か100号ごとに振り返って気がする。ちょうど10年前初めて書いた記事が。これだった
日本の建築防水材料・技術のレベルは世界のトップレベルにあります。何しろ先進国の中で、これほど降雨条件の厳しいところは少ないし、職人は器用だし、客もうるさいですからね。
かつて20~30年前まではアメリカや欧州への防水視察旅行が盛んに行われていました。ここ10年来「もう学ぶものは無い」というのが大方の認識でした。
でもそれは防水を提供する側からだけの見方だったのでは無いでしょうか?世界最高レベルの材料と世界最高の施工技術がわが国に存在することは間違い無いでしょう。でも実際に行われた工事の結果は世界最高でしょうか?
工事作業者は誰の方を向いて仕事をしているのでしょう?工事の工期は、工賃は、材料費は?「納得できる防水工事をしたいと思っている、それだけの技能を持った職人」が「世界のトップレベルの防水工事」を実現できる環境に今の日本はあるのでしょうか?
昨日書いた、と言ってもおかしくないですね。
2018/06/27(水) 00:44:45|まめもらんだむ|