RN秋の田ギャラリー 百人一首巻頭歌は防水の歌
RN秋の田ギャラリー 百人一首巻頭歌は防水の歌
「嘉永百人一首」
小倉百人一首 第1番 天智天皇
「あきのたの かりほの庵(いほ)の とまをあらみ わがころも手は 露にぬれつつ」
実った稲を鳥獣から守るために、仮の小屋を作り、見張っている。その屋根が粗末な草葺き=苫(とま)なので、雨露がしのげず衣が濡れてしまう、という歌。雨漏りの歌。
ルーファーのための百人一首入門。
百人一首とは:ウィキペディアでは↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E4%BA%BA%E4%B8%80%E9%A6%96
秋の田の…の歌の解釈はさまざま。今回は杉田圭のベストセラー「超訳百人一首」(メディアファクトリー2010.8.14刊)の現代語訳で。
「あきのたの かりほの庵(いほ)の とまをあらみ わがころも手は 露にぬれつつ」
ぼくは働きマン 雨で服が濡れても乾かすヒマはない 今日も夜通し田んぼのボロ小屋で仕事中
百人一首巻頭のこの歌を詠んだ天智天皇を祀る近江神宮は、「かるたの聖地」といわれています。その歌が雨漏りの歌だった。ルーフネットと日本防水の歴史研究会は、天智天皇は、日本書紀に記された「燃える土」=アスファルトを献上されたこと、そしてこの雨漏りの歌を詠んだこと、この2点において、「天智天皇は防水の祖神である」と主張しています。
「嘉永百人一首」日本防水の歴史研究会所蔵。
2012/11/29(木)20:22:42|「日本書紀と瀝青」2012|