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SDGs(エスディージーズ)の経済効果

SDGs(エスディージーズ)の経済効果

2015年9月、国連193ヵ国・地域が全会一致で合意したSDGs(持続可能な開発目標)。
以下は、初めて参加した、SDGsセミナー(2019年3月15日、調布)でのメモである。

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注目のきっかけは、ダボス会議(世界経済フォーラム)SDGsの経済的価値が発表された。SDGsを達成すると、2030年までに少なくとも12兆ドルの経済価値がもたらされ、最大3億8千万人の雇用が創出される。

これを受けて、日本では、経団連(上場企業の8割が約1200社加盟)が7年ぶりに行動指針を改定。行動指針とは、加盟企業が、企業運営の指針とするもの。
従来の指針:企業の経済成長が社会に貢献し、それが日本の発展、未来ににつながる。
今回改訂された指針:社会に貢献する企業が発展することが、日本の未来につながる。

国:安部首相が、先頭に立ってSDGs推進。ジャパンSDGsアワード・SDGsを推進している企業・行政・団体をプッシュ、総額4500億円。資金支援する。

具体策を見るには、平成30年12月SDGs推進本部が作成した以下が、よさそうだ。

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SDGsアクションプラン2019
全文は、https://www.kantei.go.jp/jp/singi/SDGs/pdf/actionplan2019.pdf

SDGsアクションプラン201
~2019年に日本の「SDGsモデル」の発信を目指して~

以下前書きのみ

日本は、豊かで活力のある「誰一人取り残さない」社会を実現するため、一人ひとりの保護と能力強化に焦点を当てた「人間の安 全保障」の理念に基づき、世界の「国づくり」と「人づくり」に貢献していく。

『SDGsアクションプラン2019』では、次の3本柱を中核とする日本の「SDGsモデル」に基づき、『SDGs実施指針』における8つ の優先分野に総力を挙げて取り組むため、2019年におけるより具体化・拡大された政府の取組を盛り込んだ。

2019年のG20サミット、TICAD7、初のSDGs首脳級会合等に向けて
国際社会の優先課題、②日本の経験・強み、③国内 主要政策との連動を踏まえつつ、以下の分野において国内実施・国際協力の両面においてSDGsを推進…以下略。

一部だけ見てみると、

優先課題4.持続可能で強靭な国土と質の高いインフラの整備。

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このうち「文化資源の保護・活用と国際協力」に関して、予算額は以下。

建造物
国宝・重要文化財(建造物)を次世代に継承するための 修理や、自然災害等から護るための防災施設等の整備、 耐震対策等に対して補助。 (31当初126億円)

美術工芸品
国宝・重要文化財(美術工芸品)を次世代に継承するための修理や、盗難等により所在不明となることや、自然 災害から護るための防災・防犯施設等の整備に対して 補助。 (31当初11億円)

伝統的建造物群の基盤強化
定期的な修理による個々の伝統的建造物の健全性確保とともに、耐震対策や防災施設等の整備を一体的・総合的に 実施。 (31当初18億円)

史跡等
歴史上、学術上価値の高い史跡等について、保存と活用 を図るための事業を行う所有者、管理団体等に対する補 助を充実するとともに、地方公共団体が史跡等を公有化する事業に対する補助を実施。 (31当初216億円)

文化遺産保護等国際協力
「海外の文化遺産の保護に係る国際的な協力の推進に関 する法律」及び「無形文化遺産保護条約」に基づき、有形・ 無形の文化遺産に対する国際協力を推進。文化資源の保護・活用と国際協力 (31当初3.3億円)

2019/03/24(日) 17:12:03 |ニュース|

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