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正倉院の屋根補修でも用られた銅板 その2

正倉院の屋根補修でも用られた銅板 その2

棟カバー、銅板

昨年2012年9月21日、宮内庁正倉院事務所(奈良市)は約100年ぶりの修理で約3万6千枚の屋根瓦すべてが下ろされた国宝・正倉院正倉を初めて公開、9月23日までの3日間で希望者の中から抽選で選ばれた約4200人が見学しました。現場の公開は、修理作業が本格化する直前の2012年3月に実施して以来2回目。工事が完了する2014年までの間に合計5回の公開を予定しています。

下がり棟を覆う銅板

ブロンズマルカン
棟を覆う銅板は大正の大改修の際施工されたようだ。

marukann アップ
瓦が葺かれた時点で支柱は隠れ,丸い環だけが残るので目立たない。

2010年8月31日に正倉院を管理する宮内庁は、1世紀ぶりに正倉院の施設整備工事を行うことを目指し、平成23年度予算の概算要求で工事費として3億6,000万円を盛り込みました。施設整備工事は平成23年~平成26年の予定で進んでおり、実際の改修工事は2011年9月1日より始まり、現在拝観停止となっています。また公表されていませんが、工事を請け負ったのはS建設のようです。

2013/01/02(水) 20:00:46|歴史的建物を守る|

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