「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2011年5月17日 号(№47)

2011年5月17日 号(№47) 画像の説明

2011年 皐月さつき 平成23年、昭和86年、大正100年、明治144年

画像の説明画像の説明

「燃土燃水献上図(小堀鞆音画)」とは

「天智天皇にアスファルトと石油を献上した」と「日本書紀」に記された事の意味

画像の説明

防水の歴史は、世界では4000年だが、日本に目を向けると、最古の文献として残っているのは西暦668年の以下の記録。『「日本書紀」《天智天皇七年(六六八)七月》◆高麗従越之路遣使進調。風浪高。故不得帰。以栗前王拝筑紫率。于時近江国講武。又多置牧而放馬。又越国献燃土与燃水。又於浜台之下諸魚覆水而至。又饗蝦夷。又命舍人等、為宴於所々。時人曰。天皇天命将及乎。』
日本書紀である。>>続きを読む

ルーフネットの注目論文 その1 (2011年日本建築学会奨励賞)

画像の説明

リフォーム業者選定の基準は? ユーザー目線の研究が受賞
伊丹 絵美子(香川大学講師)さんが、2011年日本建築学会奨励賞を受賞しました。この賞は、日本建築学会が会員により近年中に発表された独創性・萌芽性・将来性のある建築に関する優れた論文等の業績を顕彰するもので、対象になった研究は、

戸建住宅居住者の住宅管理における住宅関連業者の選定と継続関係
-郊外住宅地における住宅管理の方策に関する研究 その2-
伊丹 絵美子(香川大学講師)

建築学会はこのように評価しています。>>全文を読む

塩ビ樹脂の生産再開は5月下旬

画像の説明

「ダイヤフォルテ」 菱興プラスチックの場合
4.22 ダイヤフォルテ防水工業会総会にて。
防水シート一体型太陽光発電ユニットは4月からPR開始10月上市を計画していたが、工程を見直さざるを得なく、試験施工も中断していた。しかし10月正式上市という当初スケジュールは崩さない予定。
>>全文を読む

絵日記

画像の説明画像の説明

新着ニュース

2011/05/16 世界遺産・下鴨神社の屋根の葺き替えnew
2011/05/14 水路閣の美しくも危険な壁面緑化new
2011/05/13 ルーフネットの注目論文 その2 (2011年日本建築学会奨励賞)new
2011/05/11 歴史画家・小堀鞆音(こぼりともと)について
2011/05/10 「燃土燃水献上図(小堀鞆音画)」とは
2011/05/09 塩ビ樹脂の生産再開は5月下旬
2011/05/08 白洲次郎の愛車ペイジの折りたたみ式屋根
2011/05/06 ルーフネットの注目論文 その1 (2011年日本建築学会奨励賞)
2011/05/03 防水の祖神・天智天皇を祀る近江神宮の夏は忙しい。
2011/05/01 東京都下・能ヶ谷「茅葺き銀座」にて
2011/05/01 DBMC 次回開催地は、ブラジルにさらわれる。FUKUSHIMA原発ここでも…
2011/04/30 2011年日本建築学会賞
2011/04/27 津波の破壊力と茅葺きの驚異の浮上力
2011/04/24 東京駅の屋根は、津波を逃れた宮城・雄勝の天然スレート
2011/04/23 白州次郎の愛車「ペイジ」が武相荘に
2011/04/22 シート防水出荷目標は100万平米
2011/04/19 建築工事51種の労務単価 平成23年度版を発表
2011/04/18 第7回 子どもしぜん科学大賞報告者ができました
2011/04/15 来るべき猛暑に向けて。
2011/04/12 「自粛」自粛要請やっと始まる チャリティー「北野をどり」千秋楽
2011/04/12 疎水の桜
2011/04/12 ロンドン大学のサムライ講義
2011/04/11 実験材料の気持ちがわかる?
2011/04/10 青邨の「燃水図」は大協石油の30周年記念である証拠
2011/04/08 桜爆弾破裂寸前の近江神宮に行ってきました
2011/04/07 京都御所一般公開は屋根ギャラリー
2011/04/04 防水マンの運動会
2011/04/02 オペレッタ(喜歌劇)「燃える水」
2011/04/01 日石社史にみる日本石油史
2011/03/31 田中先生、退官最終日も一人で実験
2011/03/26 「路上のうた」 ホームレス 住まいの川柳 雨の巻
 :
以前の更新情報はこちらをクリック!


歴史画家・小堀鞆音(こぼりともと)について

小堀 鞆音(こぼり ともと)
文久4年2月19日(1864年3月26日) - 昭和6年(1931年)10月1日)

小堀鞆音
大正3年に歴史画「燃土燃水献上図]を画いた。「燃土」とは天然アスファルト、「燃水」とは原油。

岡倉天心等と活躍した明治の歴史画家。帝室技芸員。有職故実に基づいた正確な歴史考証による歴史画を得意とした。

明治25年、岡倉天心や橋本雅邦らを中心に日本青年絵画協会の設立に参加。明治41年東京美術学校同校教授、文展審査員に。大正6年、帝室技芸員に。大正8年に帝国美術院が創立されると森鴎外が院長に、小堀鞆音、川合玉堂、富岡鉄斎らが会員となった。

大和絵風の新しい歴史画分野を開拓、東京美術学校教授、宮内庁帝室技芸員などを歴任。

画号の「鞆音」は有職故実(ゆうそくこじつ)を学んだ、師の川崎千虎の本名「鞆太郎」の一字を貰った。「鞆」は弓を射る時の皮製の武具で、弦があたるとそれが音を発するという意味。博物館、商務省特許局等で装飾下図の製作に従事する一方で古画の模写に携わり、研鑚を積む。

有職故実に基づいた正確な歴史考証による歴史画を得意とした。特に有名な武士を画材とする上で不可欠の甲冑の研究にも没頭した。甲冑を模作し、着用した写真が残っている。

小堀下絵
東京芸大が所蔵する下絵(大正3年東京大正博覧会出品画という裏書きがある)71.2×99.3 

2011/05/11(水) 00:29:10|ARCHIVES|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

画像の説明

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

  • 主な収録項目

本サイトの内容の無断転載、および無断利用を禁じます。

powered by Quick Homepage Maker 4.8
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional