「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2012年8月2日 号(№107)

2012年8月2日 号(№107) 画像の説明

2012年 葉月はづき 平成24年、昭和87年、大正101年、明治145年

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東京駅は日本最大の免震工事

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1万本の松杭(くい)の代わりに、地下2階と免震構造
東京駅は1万本の松杭の上にに東京駅が載っていた。営業を続けながらこの松杭を撤去し、駅舎の真下に新たに地下2階を作り、その構造体と地上の駅舎との間に、352台のアイソレーターと158台のダンパーによる免震システムを設置するという、「スーパー居ながら工事」が今回の東京駅の工事だ。>>続きを読む

破壊された国会議事堂の屋根防水を見る!

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東京にミサイル!?
東京タワーが曲がり、国会議事堂は大きく傾き、7つのかたまりに壊れている。議事堂の屋上防水の上の押さえコンクリートもひび割れ、剥がれている。そんな様子を間近に見ることができる。>>つづきを読む

7月20日(金曜)までビッグサイトでR&R建築再生展

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第17回リフォーム&リニューアルR&R建築再生展2012
同展示会は、1989年(平成元年)に、我が国初の建築リフォーム博として開催され、本年平成24年7月にリフォーム・リニューアル建築再生展2012と銘打って第17回を迎えた。>>つづきを読む

絵日記

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石油と防水の起源にかかわるオペレッタ

喜歌劇「燃える水」はこんなオペレッタだった。

浅草オペラの時代展
会期幕切れ直前に、気になっていた民音音楽博物館「浅草オペラの時代展」に滑り込んだ。
やはりありました。防水と石油の起源に係わる、オペレッタ「燃える水」に関する資料です。

喜歌劇燃える水台本表紙

とはいっても展示の中に「田谷力三・燃える水」があったわけではなく。博物館N副部長から教えていただいた本にありました。その本がこれ。

清島利典「恋はやさしい野辺の花よ」
清島利典著「恋はやさしい野辺の花よ~田谷力三と浅草オペラ~」(大月書店)だ。

左に見えるのは、オペラの歴史に詳しい音楽評論家、増井敬二氏の著作「日本オペラ史~1952」(2003年12月25日水曜社刊)。その112ページにこう書かれていた。

田谷自身の談話によると、この4月(1917年)にテストを受けて入座したという。彼の声を聞いたローシーが「オー・ブラボー・ニッポン・イチバン・テノール・グッドボーイ」と叫び抱きかかえた話は有名だが、主役テノールの不在に苦しんでいたローシーの嬉しさは想像がつく。田谷の初舞台は、5月5日に国技館で行われた日本石油KK創立30周年式典の余興で、ローシー一座の音楽劇「燃える水」(竹内平吉作曲)だった。

増井敬二さんの「日本オペラ史」を見つけた2011年9月25日時点で、「ルーフネット」におけるオペレッタ「燃える水」に関する情報は以下の通りだった。

喜歌劇(オペレッタ)「燃える水」
原作:日本書紀
脚本:江見水蔭
作曲:竹内平吉
演出:G.V.ローシー
演奏:ローシー一座
出演:田谷力三ほか(田谷力三19歳のデビュー作)

清島利典(きよしま としすけ)さんは「日本映画監督協会の会員名簿」によると。

44・11・29生
出身地:神奈川県
66文化学院文科卒。松本酉三らと共に記録映画プロダクションを設立。亀井文夫監督に師事しながら「日本古代史シリーズ」の映画を撮る。解散後は演劇のプロデューサー、オペレッタの台本、演出等も手がける。(記)98「闘かふ映画人の記録」01「ISAKU」。「日本ミュージカル事始め」「恋はやさしい野辺の花よ」等の著書。

清島さんは田谷に直接取材して「恋はやさしい野辺の花よ」を書いた。
これによると

1.田谷はローシーのローヤル館に入団五日目に創作オペラ「燃える水」に出演することになった。
2・これは両国の国技館で催された日本石油創立三十周年記念祝賀会のために創られたものだった。
3.指揮は竹内平吉、ソリストはソプラノ原信子、バリトン清水金太郎、メゾソプラノ清水静子、アルト井上起久子。
4.オペラといってもコンサート形式だった。
5.田谷はデビュー作である台詞を忘れ、「燃える水」で語り草になる失敗をした。

そして2007年6月15日の日経新聞に実に興味深い記事を書かれていた。

日経新聞

この清島利典さんにお会いして、直接お話を聞けることになりました。お楽しみに。

2012/07/24(火)08:00:00|「日本書紀と瀝青」2012|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

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我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

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