「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2014年10月24日 号(№217)

2014年10月24日 号(№217) 新月

2014年 神無月かんなづき 平成26年、昭和89年、大正103年、明治147年

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竹中大工道具館 開館

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10月4日、新神戸駅前に「竹中大工道具館」がオープンした。
7つのコーナーに分かれた展示から、「大工道具をめぐる世界の広がりと豊かさを感じさせる」よう工夫が凝らされている。大工道具の歴史や種類、しくみ を紹介する「歴史の旅へ」「道具と手仕事」「世界を巡る」、道具や手仕事の美を感じさせる「名工の輝き」「和の伝統美」。>>つづきを読む

2014年建築仕上げ学会大会

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日本建築仕上げ学会2014年大会学術講演会
10月16日・17日 東大(本郷)「山上会館」で
日本建築仕上げ学会(本橋健司会長)の2014年大会学術講演会が10月16日(木)、17日(金)の2日間、東京大学(本郷)山上会館で開催される。>>つづきを読む

絵日記

新着ニュース

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2014/10/11 文書情報・もの情報・ひと情報をどう扱うか
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2014/10/07 大舟鉾の銅板屋根とルーフィング
2014/10/05 安来節の囃子方
2014/10/05 平成26年8月の建設労働需給状況
2014/09/30 INAX ライブミュージアムで昭和8年の防水層を見る
2014/09/27 「施工と管理」銅屋根クロニクル -17-
2014/09/25 春日大社の禰宜(ねぎ)の道
2014/09/23 全アロン防水組合 第33期通常総会
2014/09/23 『鋼板製屋根・外壁の設計・施工・保全の手引き』(MSRW2014)説明会
2014/09/21 CIB/RILEM発 「信頼性の高い屋根を作るための基本事項」
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2014/09/14 2014年度日本建築学会大会(近畿)
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2014/09/12 150年ぶりに復活した大船鉾の屋根
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2014/08/14 ノアの方舟キットで思い出した話。
2014/08/14 ノアの方舟 木製複製キット

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文書情報・もの情報・ひと情報をどう扱うか

防水アーカイブズ構想とそのフィージビリティ・スタディ②
防水研究の後方支援も

防水アーカイブ

上記のテーマで、2014年9月13日、神戸大学を会場に開催された日本建築学会大会において、東京工業大学 田中享二名誉教授と清水建設技術研究所の松本隆士氏が講演発表を行い、我国で初めての防水に限定したアーカイブズの構想を示すとともに「ひと」、「もの」情報の総合的な記録・保存の必要性を訴えた。(材料施工分野 講演番号1659)

我国の近代防水の始まりは明治38年(1905)大阪瓦斯本社ビルであるとされている。その後100年以上を経て、防水は雨水の浸入防止、建物保護の観点から、建築に欠くべからざる技術となっている。その一方で、田中氏は「防水に係わる過去の材料、技術、人に関する情報は急速に消失しつつある。現在のものであっても同様となるかもしれない。これら蓄積された情報は単なる過去の遺産ではない。将来の防水に役立つ貴重な資料である。そのため、これらを散逸させず、保存しておく必要がある。その受け皿としてアーカイブズのような仕組みを立ちあげる必要がある。ただ残念なことに防水技術に関する類似の施設は存在しない」として、どのようなものを構築してゆけばよいのか、ひと、もの、文書情報の保存方法を示した。

表紙

田中氏が発表した資料は、日本建築学会・防水工事運営委員会・防水アーカイブズありかた検討委員会WGでの議論を基にしたものである。その経緯や活動状況に関して松尾氏が、日本シーリング材工業会の機関誌「&SEALANT」NO.86 に執筆しているので、転載させていただく。

防水アーカイブワーキングの活動〈その2〉

清水建設(株) 技術研究所 松尾 隆士
(画像はクリックすると拡大します。)

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2014/10/11(土) 03:42:13|ニュース|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

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