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2013年7月23日 号(№155)

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2013年 文月ふみづき 平成25年、昭和88年、大正102年、明治146年

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平成25年(2013)近江神宮「燃水祭」齋行

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石油と防水の祖神に「燃える土と燃える水」を献上
平成25年7月5日、天智天皇を祀る滋賀県近江神宮で、「燃える土=アスファルトと燃える水=石油を天智天皇に献上した」、という日本書紀の記述を再現する「燃水祭」が齋行された。
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2013年7月1日「KUSOUZUくん」が誕生

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臭水(くそうず=石油)から妖精生まれる
日本最古の油田として今も、臭水(石油)が地表に湧きだし、日本書紀の記述の通り、天智天皇を祀る近江神宮に献上している新潟県胎内市(旧黒川村)の油壺から、妖精が誕生した。
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平成25年建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰

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苅谷純、坂田守夫2氏が大臣表彰
国土交通省は7月10日、11時から国土交通省10階共用大会議室、で建設事業関係功労者213名、及び優良団体5団体に対し、大臣表彰を行う。>>つづきを読む

舞鶴の旧海軍配水池が今日一般公開

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れんが造の重文水道施設
舞鶴の旧海軍配水池が今日一般公開
旧海軍が艦艇への飲料水供給のために造った舞鶴市北吸(きたすい)にある重要文化財「旧北吸浄水場第一配水池」が7月7日、8日の二日間一般公開されている。>>つづきを読む

絵日記

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防水博士の博士論文 その⑧

防水の博士たち⑨
岸谷孝一博士(1926-1996)

大正15年生まれ。昭和26年東京大学建築学科卒。上村克郎氏が建築仕上げ学会機関誌に寄せた追悼の辞によると、岸谷氏の卒業論文は浜田稔教授の指導をうけ「鉄筋コンクリートの耐久性の研究」を纏めた。この時の卒論のテーマが終生の主要な研究となった。東京大学大学院に進んで研究を続行、昭和34年に助教授。36年に今回紹介する「鉄筋コンクリート造建物の耐久性向上に関する研究」で工学博士の学位を取得した。

日本建築仕上げ学会の機関誌「FINEX 1996.8 p9」に上村克郎氏が追悼の辞を寄せている。↓

http://ci.nii.ac.jp/els/110002512580.pdf?id=ART0002784754&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1373457985&cp=

ここで岸谷孝一氏の研究の足取り、恩師浜田稔氏の関係で建築防火、都市防災の研究も行うようになったことなどの様子が概観できる。

岸谷孝一氏の博士論文

表紙P7110014
岸谷孝一博士の学位論文の表紙

岸谷孝一
タイトル「鉄筋コンクリート造建物の耐久性向上に関する研究」
授与大学:東京大学
授与年月日:昭和36年1月19日。工学博士

(図をクリックすると拡大します)

内容梗概  

本論文は「鉄筋コンクリート構造物の耐久性向上に関する研究」と題し、4編21章より成っている。

第1編
第1章:鉄筋コンクリート造建物の耐久性はコンクリートの中性化とそれにともなう鉄筋の腐食に起因することを述べ、耐久性向上のための問題点を明らかにする。
第2章:中性化と鉄筋腐食の関係を説明
第3章:従来の研究を文献調査。外国ではこの種の研究がほとんど行われておらず、我が国の研究も現行の各種コンクリートに適用するには体系化されていないことを示した。
第2編は耐久性向上に関する実験的研究であって、本論文の中心をなすものである…。

目的と範囲
本論文の研究目的と範囲

目次

目次1>

>目次2

謝辞

謝辞

本研究は昭和26年以来現在まで東京大学工学部建築材料研究室において浜田稔教授の直接のご指導を受けて行ってきた。

海砂の研究をご指導いただいた明大・狩野春一教授、その他一般事項については建築研究所の白山和久研究員…建設省関東地方建設局・大島久次氏に深く感謝する。
実験については…、東大・大学院生小池迪夫君(現昭和化工)にはご援助を頂き、…

2013/07/15(月) 12:04:17|ARCHIVES|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

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