「今の防水業界がこれでいいのか」「いい仕事をすること、社会的貢献をすることと、防水工事で利益をあげることは両立すべきだ」と考えるあなたに!

2013年9月19日 号(№163)

2013年9月19日 号(№163) 画像の説明

2013年 長月ながつき 平成25年、昭和88年、大正102年、明治146年

画像の説明画像の説明

「原発の汚染水漏れ 」で国交省大田大臣の発言

画像の説明

国土交通省会見室で行われた記者会見で
2013年9月3日(火) 11:07 ~11:24、太田昭宏 大臣が記者の問いに対して、こう答えています。(9月5日発表)>>つづきを読む

T's スタイル8号は東京駅丸の内駅舎保存・復原特集

画像の説明

東京駅丸の内駅舎の雨仕舞 
銅板とスレートを陰で支えるルーフィング
総合防水メーカー最大手の田島ルーフィングが一昨年創刊した「T's スタイル」の第8号が発刊され、保存・復原された東京駅丸の内駅舎の詳細と雨仕舞の工夫を掲載している。
>>つづきを読む

なぜか樋だけピカピカ迎賓館

画像の説明

美しい赤坂迎賓館の樋
赤坂迎賓館の銅の樋は美しい。裏から見てもピカピカだ。樋としてはデザインも仕上げも美しい。ピカピカできれいだ、という声もあるが、石とスレート、緑青の屋根の中で妙に目立つ。
>>つづきを読む

絵日記

新着ニュース

2013/09/17 釜石・漁師のみんなの家のルーフィングnew
2013/09/15 追分の家のあんこうnew
2013/09/14 夏 熱中症搬送者数 初の5万人超えnew
2013/09/13 「メンブレン防水がわかる本」 ~マツケンの防水考現学~new
2013/09/12 周山街道をゆくnew
2013/09/11 迎賓館赤坂離宮は世界的にも貴重なネオ・バロック様式建築new
2013/09/10 9.26に「第3回 社会保険未加入対策推進協議会」開催new
2013/09/06 「原発の汚染水漏れ 」で国交省大田大臣の発言
2013/09/05 T's スタイル8号は東京駅丸の内駅舎保存・復原特集
2013/09/05 防水博士の博士論文 その⑫
2013/09/04 高温・豪雨で記録更新 気象庁が2013年夏の天候を総括
2013/09/04 なぜか樋だけピカピカ迎賓館
2013/09/02 京都屋根絵日記
2013/09/01 正倉院(奈良)4回目の修復現場公開
2013/08/31 鶴川絵日記:ごぼうの花
2013/08/28 建築学会 第7回防水シンポジウム
2013/08/28 光る松
2013/08/27 赤坂迎賓館一般公開 8月22日(木)から8月31日(土)まで
2013/08/25 赤坂迎賓館より残暑お見舞申し上げます。
2013/08/24 全アロン防水組合平成25年8月23日通常総会
2013/08/21 職人が茅葺解説と棟上げ再現
2013/08/20 防水博士の博士論文 その⑪
2013/08/20 第2回茅葺きの里現地研修会(岩手県一関市)
2013/08/20 吉村昭「虹の翼」あるいは二宮忠八と防水の起源
2013/08/16 期間限定 大文字グッズ
2013/08/16 よくある質問 RC橋
2013/08/16 武相荘の禅寺丸柿が色づき始めました
2013/08/15 大島久次博士追加情報
2013/08/14 蛙の丸のみ
2013/08/14 横浜開港記念館のステンドグラス
2013/08/13 防水博士の博士論文 その⑩
2013/08/12 煉瓦タイル落下防止ネットで一緒にくくられてしまったススキ
2013/08/11 よくある質問
2013/08/09 防水専門誌「月刊防水ジャーナル」が創刊500号記念号発刊
2013/08/06 防水博士の博士論文 その⑨
2013/08/06 旧万世橋駅
2013/08/05 日本建築学会大会・北海道
2013/08/04 中華街の緑釉瓦屋根で溶けた銅瓦を思い出す。
2013/08/01 国交省が遠隔ひび割れ検出方法を公募
2013/07/29 「施工と管理」 銅屋根クロニクル -5-
2013/07/29 東京駅の屋根工事
2013/07/25 建築学会大会・北海道 特別講演は伊東豊雄さん
2013/07/23 樹木医の手の上で、バッタを食べる雀
2013/07/22 建築学会防水シンポの歴史(シーリング中心に)
2013/07/21 水は透すな、筋通せ
2013/07/19 旧万世橋駅遺構を整備活用し、まちの魅力向上めざす
2013/07/19 2013年 第一四半期の生産量
2013/07/16 地元建設新聞が1面トップで、大きく報道
2013/07/15 防水博士の博士論文 その⑧
2013/07/15 武蔵は遅刻しなかった?
2013/07/14 建築学会大会 北海道大学 2013 8月30日~9月1日
2013/07/13 平成25年(2013)近江神宮「燃水祭」齋行
2013/07/12 2013年7月1日「KUSOUZUくん」が誕生
2013/07/10 平成25年建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰
2013/07/09 近江神宮燃水祭を終えて記念撮影、昨年と今年
2013/07/08 舞鶴の旧海軍配水池が今日一般公開
2013/07/07 防水博士の博士論文 その⑦
2013/07/05 間もなく始まります 防水と石油の神事「燃水祭」
2013/07/04 予想超える高温化で「ヒートアイランド対策大綱」見直し
2013/07/04 近江燃水祭前日
2013/07/02 40回 「水コンペ」 応募締め切りは10月1日
2013/06/30 明日は黒川燃水祭
2013/06/29 防水博士の博士論文 その⑥
2013/06/29 茅葺屋根修繕 世田谷で「下げ葺」工事中
2013/06/28 1300年前の採油道具
2013/06/25 第18回R&R建築再生展7月3日からビッグサイトで開催
2013/06/24 国産石油が主流だった時代があった。越の国で「燃える水」をくみ取る。
2013/06/23 間もなく素屋根に覆われる門司港駅
2013/06/23 防水博士の博士論文 その⑤
2013/06/19 屋根クロニクル 3回目は築地本願寺の屋根
2013/06/21 プロジェクトアシアス セミナー
2013/06/20 JWMA第3期定時総会開催
2013/06/18 防水工事業許可業者数

 :
以前の更新情報はこちらをクリック!

周山街道をゆく

目指すは京都・美山「茅葺の里」

目指すは京都・美山かやぶきの里

京都市内から車で約1時間、京都府下最大の面積を誇る南丹市美山町がある。そこには豊かな自然と昔ながらの茅葺き民家が多く残り、今もなお大切に守られている。

美山町は800〜900メートル級の山々に囲まれた谷あいの山村で、もともとは林業や農業を中心に栄えた町だが、近年はアユ釣りと観光の町と言えるかもしれない。

人口は4,454人(平成24年11月現在)。東西を由良川の源流となる美山川が横断し、川に沿って昔ながらの茅葺き民家が残っている。中でも知井地区にある北集落は、特に茅葺き民家が多く、この集落は現在、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。

鮎のぼり
由良川にかかる鮎のぼり

ルーフネットのお薦めは、京都市内から、美山の茅葺の里を目指して、「燃土燃水献上図」のもとになった「鳥獣戯画」を所蔵する高山寺に立ち寄り、お薄を一服いただいてから周山街道をゆく、というルートだ。

高山寺は

高山寺は京都市右京区栂尾(とがのお)にある古刹である。創建は奈良時代に遡る、神護寺の別院であった時期もあるが、建永元年(1206)明恵上人が後鳥羽上皇よりその寺域を賜り、名を高山寺として再興した。
鳥獣人物戯画、日本最古の茶園として知られ、ここでお土産のお茶を買えばパッケージはもちろん「鳥獣戯画」。かえるとウサギが燃える土(もちろんここでは酒肴が入った葛籠)を担いでいる図柄を選ぶこともできる。

※ ※ ※

深見トンネルを過ぎたあたりから、道路沿いに、茅葺屋根のフォルムを忠実になぞったようなトタン屋根の家が、次々現れる。1件1件屋根の模様が違う。石垣模様だったり、瓦模様だったり、波板、瓦棒といった街中のローコスト民家風だったり、様々だ。 「あー、せっかくの茅葺屋根もトタンかあ」と、独り言を言いながらハンドルを握っていたが、6軒目を通過したとき、あまりのバリエーションの多さに驚くと同時に、「いや待てよ、単に屋根を茅から、別のものに変えるなら、もっと別の選択しもあるはず、ここまで以前の形を、フォローする必要はないはずだ。ここの人たちは、誰よりも茅葺屋根を残したかったんじゃないか」と思い至る。じっくり見ればどのトタン屋根も同じようだが一つ一つはっきり違う。そして素材は銅やステン、チタンといった高級品ではないが、どの屋根も丁寧に作ってある。これは放ってはおけない。Uターンし、写真を撮っていった。そして撮りながら美山までドライブ、ストップ、シューㇳを繰り返すこと約30回。その一部がこの写真です。

だから今回は美山茅葺の里へ序章・アプローチです。

P8180340.jpg

P8180347.jpg

P8180352.jpg

P8180376.jpg

P8180359.jpg

P8180361.jpg

P8180368.jpg

P8180375.jpg

茅葺きの里入口
これより茅葺の里

このトタン屋根を美山の茅葺職人たちは愛情と若干の無念さを込めて「缶詰屋根」と言っています。
http://www.kayabuki-ya.net/ver1/notebook/cat4/cat5/
茅葺職人のブログ「トタン考」が面白いです。

2013/09/12(木) 11:33:55|屋根|


「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館

我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。

  • 主な収録項目

特集ページ


本サイトの内容の無断転載、および無断利用を禁じます。

powered by Quick Homepage Maker 4.8
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional