2016年4月1日 号(№288)
2016年4月1日 号(№288)
2016年 卯月うづき 平成28年、昭和91年、大正105年、明治149年
絵日記
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わが国シーリング工事の歴史がここに
マサル社史
40年のあゆみと 50年の記録(1)
数多ある建築専門業種の中で、「ある特定の企業の歴史がそのまま、その業種の歴史である」と言えることは、まず無い。ところがことシーリング工事に関しては「マサルの歴史が我が国シーリング工事の歴史である」と言っても、反対の声は出てこないだろう。
昭和30年、住宅の大量供給を目的に日本住宅公団が設立され、現場打ちコンクリートの2階建て、4階建ての集合住宅が急ピッチで建設された。さらに供給を加速するためプレキャスト鉄筋コンクリート住宅が試作された。雨仕舞には外壁の目地には油性コーキング、屋根の板材の隙間にはゴムアスファルトが使用された。油性コーキングは昭和20年代後半にアメリカから「バルカテックス」が輸入されており、各社国産化の努力を続けていた。昭和30年にまず昭和化工が国産化に成功し、後発メーカーが続いた。この時代の波に乗ったのがマサルの創立者苅谷勝氏である。
1956年、苅谷勝氏が個人企業として防水工事(シーリング防水)業を開始し、よく1957年、資本金50万円でマサル工業㈱を設立した。「ものづくり」への挑戦を続け同社は、超高層ビル建築に欠かせない存在になって久しい。
同社は平成8年に40年史、2006年に50年史を作成した。これらの社史は、一企業の歴史にとどまらない。マサルの苦労と失敗と努力と、研究が我が国ンシーリング工事の歴史となっている。
執行役員で技術部長の野口さんに話を聞きながら、この2冊の社史を数回にわたって紹介する。第1回目は、40周年史の目次。
マサル四十年の歩み(1)
2016/03/18(金) 11:22:12|ARCHIVES|
「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館
我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。
- 主な収録項目
特集ページ
- 資料第壱号「アスファルト及びその應用」
- 燃土燃水献上図を探ねて
- 「聖書と防水」3部作
- 「日本書紀と瀝青」
- 日本初のRC橋と琵琶湖疏水
- 『選択』に連載中の紺野大介 清華大招聘教授とルーフネット
- 「お初」の上七軒だより
- 日本橋改修工事
- 武生余話
- 今でも「燃える土」は見ることができる
- 「日本最初のアスファルト舗装の話」
- 板金いま、むかし -鴨下松五郎氏に聞く-
- 「塗材からみたコンクリート」
- 防水の博士たち
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