2015年6月10日 号(№248)
2015年6月10日 号(№248)
2015年 水無月みなづき 平成27年、昭和90年、大正104年、明治148年
タイルフィックス工業会平成27年度第6回総会
記念講演は日大湯浅教授による「英・伊の石・煉瓦造建築のおはなし」
㈱東邦建材が製造する外壁タイル剥落防止システムの施工団体であるタイルフィックス工業会は5月22日、東京・九段下のホテルグランドパレスで、通常総会を開催、施工技術講習会の開催および技術指導などの事業計画を決めた。>>つづきを読む
日本初のアスファルト道路舗装道路は
昌平橋?絵画館前?グラバー邸?
日本最初のアスファルト舗装は神田昌平橋だと、ルーフネットに書いてあったが、新宿御苑に「我が国最古のアスファルト舗装である」という土木学会の銘板がある。どういうことだ?という、お問い合わせをいただきました。>>つづきを読む
NUK・日本ウレタン建材工業会 第32回通常総会
順調な出荷量伸び背景に環境対応さらに進める
日本ウレタン建材工業会(NUK)は5月21日、東京・麹町のホテルルポール麹町で第32回定時総会を開催、環境対応型ウレタン防水システムの普及と拡大、労働安全衛生の普及などの事業計画を決定した。>>つづきを読む
絵日記
新着ニュース
2015/06/08 マンション給排水改修でセミナー
2015/06/07 藝州茅葺きの精密模型
2015/06/05 故 服部敦彦リノテック社長通夜
2015/06/05 シート防水とウレタン防水材出荷量
2015/06/02 KRK第46回定時総会
2015/06/01 新国立競技場に観客席のみの屋根を新提案
2015/05/31 2015年黒川燃水祭のポスター到着
2015/05/30 六本木に祇園の大船鉾が建つ
2015/05/29 タイルフィックス工業会平成27年度第6回総会
2015/05/27 日本初のアスファルト道路舗装道路は
2015/05/27 「施工と管理」銅屋根クロニクル-24-
2015/05/26 NUK・日本ウレタン建材工業会 第32回通常総会
2015/05/25 日本リベットルーフ防水工事業協組 26年度通常総会
2015/05/24 締切日の月が武相荘の森に沈む
2015/05/22 第4回日本不動産ジャーナリスト会議賞特別記念講演会
2015/05/20 リニューアル技術開発協会 第23回通常総会
2015/05/17 防水歴史図書館資料第四号 東部アス30周年記念誌 (4)
2015/05/16 鳥獣戯画展 東博は6月7日まで
2015/05/15 金属屋根協会 平成26年度通常総会
2015/05/14 祇園祭大船鉾の銅板屋根
2015/05/13 コスミック工業会が「寺子屋」の試み
2015/05/09 近江神宮燃水祭はいつ始まったか?
2015/05/08 瑕疵による不具合の修補費用はどう見積もる?
2015/05/05 広島の茅葺フォーラムで、天智天皇の小屋に会える?
2015/05/04 信濃町のシニアグラス
2015/05/03 大棟仮面も登場。仏国立ケ・ブランリ美術館 マスク展
2015/05/02 苅谷 純 氏に黄綬
2015/05/01 メタボになれなかったメタボビル
2015/04/30 築地市場の屋根のパッチワーク
2015/04/29 「施工と管理」銅屋根クロニクル-23-
2015/04/28 日本シーリング材工業会 第52回通常総会開催
2015/04/25 「40年小史」にみる近江神宮燃水祭の起源
2015/04/24 屋根テツの防水アーカイブ
2015/04/23 燃土燃水献上図 大正3年(1914)小堀鞆音(こぼりともと)
2015/04/22 第24回BELCA賞
2015/04/20 ダイヤフォルテ防水工業会第19回通常総会
2015/04/19 日本建築学会司法支援建築会議が報告会
2015/04/19 壁面緑化
2015/04/18 茅の置き屋根屋根
2015/04/16 JIA防水工事運営委員会 主査に山田人司氏
2015/04/15 防水歴史図書館資料第四号 東部アス30周年記念誌 (3)
2015/04/14 広島で茅葺きフォーラム 6月6日
2015/04/11 黒川燃水祭の影の主役
2015/04/10 これも「きゅーはく」の屋根です
2015/04/09 防水歴史図書館資料第四号 東部アス30周年記念誌 (2)
2015/04/06 春の銅(あかがね)御殿
「施工と管理」銅屋根クロニクル-24-
あかがね、しろがね、こがね の御殿
「こがね(くがね)」は金、「しろがね」は銀、「あかがね」は銅、ついでに「くろがね」は鉄。従って「あかがね御殿」は「銅御殿」です。銅板のことを「あか」とも言います。「うちの樋はあかやから(銅板製だから)、なんべんも盗られたんや」と、戦後の匂いが抜けきっていない頃、聞いた言葉です。
商いで財をなし、○○王と言われた人たちは、贅を尽くして家を建て、その外皮を銅で覆いました。銅板は高価ですが、金属としての耐火性を持ち、意匠上多様な表現を可能にします。ピカピカの東京駅の印象はまだ鮮明に残っています。住宅地にそんな家が建ったら、やはり「あかがね御殿」と呼ばれてしまうでしょうね。
広辞苑で「あかがね御殿」と引いても出てきませんが、WEBで検索すると、だいたい次の3件がヒットします。加古川市の肥料王・多木久米次郎が建てた4階建ての迎賓館。九州は飯塚市の炭鉱王・伊藤伝右衛門が妻白蓮のために建てた家。ただし現存しません。伝右衛門は昨年のNHKの朝ドラ「花子とアン」に登場した、加納伝助のモデルです。そして東京・小石川の山林王磯野敬の別邸。これは平成17年、国の重要文化財に指定されました。
「施工と管理」の連載コーナー「銅屋根クロニクルの第24回はあかがね御殿」です。
今回取り上げたのは、有名な3つの御殿のうち、小石川のあかがね御殿旧磯野邸です。屋根は銅板葺きで、外壁も銅板が張り回されていました。
銅屋根クロニクル 24 旧磯野家住宅
2015/05/27(水) 23:18:01|屋根|
「BOUSUIデジタルアーカイブ」防水歴史図書館
我が国の防水の歴史を考察する上でどうしても欠かすことのできない文献が何冊かあります。
防水歴史図書館(BOUSUIデジタルアーカイブ)では、そんな文献を1冊ずつ選び、本が書かれた当時の様子、おもな内容、その本のどこが「すごい」のか、現在生きる人たちにとって、どんな価値があるのか、それぞれの資料を担当するキュレーターが、時には執筆関係者への取材を交えて、分かりやすく解説します。
- 主な収録項目
特集ページ
- 資料第壱号「アスファルト及びその應用」
- 燃土燃水献上図を探ねて
- 「聖書と防水」3部作
- 「日本書紀と瀝青」
- 日本初のRC橋と琵琶湖疏水
- 『選択』に連載中の紺野大介 清華大招聘教授とルーフネット
- 「お初」の上七軒だより
- 日本橋改修工事
- 武生余話
- 今でも「燃える土」は見ることができる
- 「日本最初のアスファルト舗装の話」
- 板金いま、むかし -鴨下松五郎氏に聞く-
- 「塗材からみたコンクリート」
- 防水の博士たち
本サイトの内容の無断転載、および無断利用を禁じます。